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プロローグ
初めて投稿しました。
感想、指摘等ありましたら教えてください。
あの日から俺の中の歯車は止まってしまった。
そうあの日も、いつものように母と二人で父の帰りを待っていた。
母が「お父さんおそいわねー」と俺に言ったそのときだった、突然玄関から銃を持った男が侵入してき、「金を出せ」と母に銃を突きつけ怒鳴り声でいった。
俺は、母を助けようと思ったが体が動かなかった。
母は、「お金は渡しますから息子の命だけは見逃してください。」と涙を流しながら言い、引き出しから家にあるすべてのお金を取り出し男に渡そうとしたそのとき、パトカーのサイレンが聴こえた。その瞬間男の顔色が青白くなって、急に慌てだし母に「お前が電話しただろう」怒鳴り、狂ったかのように母の頭に銃口を向けて「ウォー」と叫び次の瞬間には、母は倒れていた男はそれを持って家から飛び出していった。
その後の記憶はまったくないが後で聞いた話によるとお隣さんが不審に思って警察に電話したらしい。もちろん家に侵入してきた何者かは、捕まった。