下
どうしたら良いのか、ただただ意味も無く待つだけならば誰も幸せにならず破滅に向かうだけだろう、何か行動に移さねば再生には向かわない、なのに、なのに私には彼に何もしてあげられない。
人間は元来助け合ってきた、時に蹴落とし合うこともあるだろうが、基本は助け合って支え合って生きてきた、助ける事は容易いのだろう、助けるだけならば少し行動に移すだけでその場しのぎで助けるのは出来る、だが支えるのは恐ろしい程に難しい、理由は恐らく愛だろう、血の繋がった家族ならば本能的に無償の愛により支え合うことが出来る、支えにはきっと愛が必要だ、普通ならば家族と同等の愛があれば十分すぎるくらいだ、でも今の彼には足りない、両親を失って相当のダメージを負った彼には圧倒的に足りない、それだけの愛を私が持てていたならば、十分に彼の事は好きだと思っている、これ以上ないくらいに好きだ、それでもなお足りないだろう、きっと足りない、本当いどうすれば良いのか、彼を支えてきた両親の変わりに私はなれるのか、ならなくてはいけないのだろう。
思いは変わらずだ、だがあれから一週間経った、それでも彼を立ちならせる事は出来なかった。
私じゃ駄目なのかな、私じゃあ駄目なのかな、駄目なのかなぁ。
そんなネガティブな思いを押し殺しいつも通りの様に彼の部屋に入った。
彼は部屋の片隅で倒れこんでいた、寝ているだけだろう。
彼は用意されたベットではなく地べたで寝ている、多分一番落ち着く場所がそこだったのだろう、だからずっとそこに居るのだろう。
ただそのままでは冷えてしまうと思い毛布をかぶせようとしたとき彼の顔に触れた、明らかに冷えていた、冷えすぎていた。
彼は死んだのだろう、誰でも分かる、誰でも理解する、そして理解した私は涙を零した。
少しでも彼の残り香を感じていたい、だから私は彼だったものを抱きしめた。
いやあ、まあバッドエンド?になりましたね、俺が書くには難しすぎたというか、どうしても男の子を救う方法を見つけられなかった、そんで長々と病んだ男の子を女の子が看病するのを書いても誰も得しないので早々と終わらせました。
次はゆっくり茶番劇の方を随時出して行くのでまあ期待しててください。




