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コロナ関係経済対策と「轍鮒の急」

作者: 甲賀幻妖斎

 テレビのニュースを見ていると、「観光・飲食業への経済対策として約1兆円」という言葉が聞こえてきた。

 「これは良いニュースか。」と思って、よくよく内容を聞いてみると、「観光や飲食に際して国がクーポン等で補助するのに1兆円を支出する。」という内容であった。


 これ、新型コロナウィルスの流行が収まった後の出口戦略の話でしょ?今必要なのは、利用客が減って経済的苦境に喘いでいる観光・飲食業をどう支援するかという入口戦略じゃないの?今、クーポンとかもらっても、一体誰が使うの?入口の議論をしなければならない時に出口の話をするってどういうこと?


この愚策を考えた立案者には「荘子」の「外物編」の二「轍鮒の急」の説話をお贈りします。(私が持っているのは岩波文庫「荘子」第四冊「雑編」ですが、その他の出版社であっても内容は一緒でしょう。)


 繁華街を少しでも歩いたなら、観光・飲食業が危急存亡の秋を迎えていることは、容易に理解できます。そんな時に、数ヶ月後の施策の話をするとは、どういう神経ですかね。

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