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世界戦略による異世界攻略  作者: 水無月 深夜
一章 世界の理
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第二話 異世界転生

〜〜現代〜〜

 今、世界各地は戦争の真っ只中だった、世界からはこの戦争で全てが決まると言われ尚且つ全世界が破滅に向かうと言われた、核保有国は核を撃とうとしたが先のことを考え核は撃たずに国の全勢力をもって戦争をしていた。


 社 祐吾(25)は頭が良くまた臨機応変に行動も出来るため日本のトップから目をつけられ、急遽日本にしてはありえない社を軍事のトップに任命された、この時から日本の軍事組織は一変に変わって元帥から大将、中将、少将などを導入、社は大将の地位だった、しかし社に任せたのはある作戦を任せる為だった。


「社君、君を隠密上陸作戦の指揮官に就かせる、期待してるよ」


 日本の首相に呼び出され開口一番の言葉だった


「え?」


 社は驚きその場で腰を抜かすほどだった。


「君は頭がいいだろう、このまま防衛してたらいずれ負けることは分かっているはずだ、ならば攻め込まれる前に牽制する必要がある、そのためにも頭が回る指揮官が本上陸作戦を練ってもらい作戦を実行させてもらう」

「それならばもっと頭のいい俺の親友の八雲(やぐも)に任せればいいのでは?それに元帥でもあるため私より彼のほうが適任かと…」

「そう考えたんだが元帥は日本の作戦の要として担う必要があるため難しいであろう、それに最初にも言ったように隠密だから秘密裏に行う必要があるため元帥の次に力あるものが指揮するべきだと考えた」


 首相はそう答えた、社の親友、八雲(やぐも) 康太(こうた)は社以上に頭が良かった、しかし八雲は日本に尽くすことを目的として自衛隊に入隊したが戦争が始まり日本国が自衛隊から変わり普通の兵隊に成り代わった時に八雲はこの時に社と同年代であることが分かり日本の元帥として日本の要として指揮をしていた。

 社は断るべきか迷ったが親友のため、そして国のためと思い決断する。


「首相がそう言うなら私、社がやりますよ作戦の指揮官」

「うむ、ありがたい、それと補足なんだが失敗したら分かっているな」

「それあとで言いますか?でも任命されたからには精一杯頑張ります」


 社は一滴の汗をかいた。失敗は日本が負けに繋がる、それ以上に自分の身が危うい。とてつもない責任の重さを感じそ首相に一礼して制帽を被り首相官邸を出た。



 社が秘密裏に練った作戦により隠密上陸作戦が開始された、社は上陸地に近い県から指示を出すことになった。

 作戦の人数は数千人規模と少ないが人員不足と隠密ということもありかなり絞られた人数だった。上陸後に浜辺付近の指揮系統を即座に破壊、破壊後に本主力部隊が上陸し制圧する。とゆう単純明快な内容の作戦だった。


 しかし作戦は失敗した。上陸までは出来たが返り討ちに会い失敗した、単なる戦力不足であった、隠密上陸作戦が失敗し死ぬ物狂いで撤退をしてきた兵士は僅か数十名に満たない。


 社は作戦が失敗し表にバレ激しく責め立てられた。社にとっては簡単に成功すると軽く思っていたが社は自分で責任を持ち刑を自分に課すように要求した。

 その刑が銃殺刑だった、社は当然だなと思い、静かに了承した



 銃殺刑の当日。場所は海岸沿いの崖の上で行われた。

 社はこの時に失敗した作戦の事を考えていた。


 戦力があれば負けなかった、もう少しマシな作戦があったはず…と


 そして社は海に体を向け銃を持った兵士に背中から撃たれた。

 社はそのまま撃たれ崖の上から落ちた。

 社 祐吾とゆう命が消えた瞬間だった。


 目を瞑っていて一瞬の背中の痛みを感じた。社が2、3秒あと次に感じた感覚は海風ではない頬を撫でるような優しい風だった。

 目を開けるとそこは先ほどまでとは違い青空の下の木陰にいた。


「…どこだ?ここは、俺はさっき崖の上にいたはず…」


 社は処刑された時と同じ格好で普通の私服だった、そして社のうしろには大きな大樹がそびえたっていた。


「でっかい木だな…、しかし日本ではこんな大きな木は見たことないぞ…それにこんな広大な土地は全世界探してもどこにもない。もしやここは異世界とかいう摩訶不思議な場所か?いやそんなはずは…」


天国だと考えたが自分の頬をつねり夢ではないことを確認する。


「痛みはある、ならここはどこかの世界かなにかか?」


 社にとって元の世界に未練はある。しかし確かにあの時死んだ。しかしここが夢ではなくまた新たに生を受けたのなら前みたいな同じ過ちは繰り返さないと決意をする。すると大樹とは反対の草原を走り遠くからやってくるメイド姿の影が見えた。その背後の遠くには日本には絶対にない白い壁で囲まれた大きな王都らしき建造物が見えた、しかし白い壁には合わない黒い煙も所々立ち昇っていた。


「メイド?しかもうしろの建造物から煙が立ってるぞ、火事?にしちゃ大きいな」


 社がブツブツ言っていたらメイド姿の影がハッキリ見えてきた、そして社の前に辿り着いた姿は猫耳のメイド衣装で幼い女の子で社より頭1つ分は背が小さかった。


「ネコミミ?メイド?なんだこれ?いい趣味してるなぁ」

「ハァハァ…や、社 祐吾さん…で合っていますか?ハァハァ…」


 ネコミミメイド姿の幼い女の子が息を切らしながら手をスカートの上から膝につきそう言った。


「お、おう、社 祐吾だが、なぜ名前を知っている?というより君は?」

「すみませんが説明している時間がありませんのでついてきてください!」


 ネコミミメイド姿の女の子はまた来た方の道のりを戻るような形で社についてくるよう指示して再び走り出した。


「あ、ちょっと待てよ、そんな急ぐ用件があるのかよ」

「あります!だから走っているのです、さぁ早くしてください!」


 社は納得のいかない顔をして事情を聞かされないままとりあえずといった形で女の子について行った。

改めて読み返すと何ともまぁ…、うん

頑張ります。

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