閑話〜運営のひと〜
日間12位!
週間にも入れましたっ!
ただ、今日は少なめです。
リアルが少し忙しくて、、、
でもでもがんばります!
たのしんでっ!
私は、Numbers World Online のβテストの、ギルドの監視係をやっている。
Numbers World Onlineのβテストには、100人の人が招待された。
で一人一人が、違うスキルを体験してもらっていて、私たち運営の仕事はそのスキルがゲーム内でどのような動きをしているのか調査する事。
最近は、みんな慣れてきたのか、とても楽しそうにギルドに来てはクエストを受ける。
受付嬢としても、観察者としても、とても嬉しい事なのだけれど、、、
わたしはとある子のことが気になってる。
その子は、サービス開始してから一回しかギルドに来ていない。
しかもそこで、外れスキルだと言われしょんぼりと帰っていった。
私は、この世界をみんなに楽しんでほしい。
だからあの子にもと思って、次に来たら助けてあげようと思ってる。
そして今日、その子が来た。
装備もあまり変わってない、ただ鑑定するとレベルが12になっている。
これは結構レベル的には高いななんて思っていると、その子は人に見つからないようにコソコソと、こちらに移動してきた。
多分あの時のことが心に残っていて、嫌なんだろうな。
私は彼を見て、そう思った。
だから、笑顔で歓迎するつもりだったが、
「おいおいwありゃかわいそうなスキルの子じゃんw」
なぜ声をかけたっ!
あの子は今、一歩を踏み出したのに!
ハ◯ジで、ク◯ラ歩けるようになったのと同じくらいの感動だったのに!
とおもっているとヤンキーっぽい人が、彼に決闘を申し込んでた。
そしてその子は、それを承諾していた。
はっきり言って驚いた。
あのヤンキーの子も、そんなに彼とレベル差はないし、スキル的に言えばヤンキーのスキルの方が圧倒的に強いはずだけど、、、
ただあの子は勝った。
しかも剣を一度振っただけで。
この子の持っているスキル本当はハズレじゃないんじゃないか、そう疑ってしまった。
でも今確かめると、上部の人に報告しないといけなくなるし、もしそれで彼が嫌な思いをするならそれはやめたほうがいい。
そう思って、彼のことを見ると今はとてもいい笑顔だった。
その笑顔を大切にしてほしい。
だから今日も私はいつもと同じように、報告する。
<今日もギルドでは、特に目立った事はありませんでした。>
このゲームを楽しんで。
他者視点ってむずいですね、、、
あんまやりたくないw
明日も更新する予定です!
感想、pt、誤字修正など、良かったらお願いします!