第17話〜とにかく、あっけない!〜
寒い、、、、、、けど
たのしんでっ!
〜ルークス東ダンジョン地下8階層〜
「はぁ、はぁ。」
ようやく、今のステータスで辛くなってきた。
これでもうちょいステータスあげればいいかな。
ステータスを変えた後、俺はまたダンジョンを進む。
結構敵が出てくるようにはなったが、まだ「凄い強い!」って奴はいないな。
この調子だと、ボスぐらいしか倒しがいのあるやついなさそうだな。
まぁいい。とりあえず進もう。
あと2層だし、もうボス部屋まで突っ走ろうかな?
って事で、AGIに極振り!、、、って言いたいけど、今レベルが9で、まだステータス解放されてないので、自力で進むとしよう。
ーーーーーーーーーーーー
プレイヤー名:シン・ミッドフィールド
Lv 9
Numbers Point9348
所持金0M
HP2000
MP0
ATK3000(+1)
DEF0(+1)
スキル
< 集中>LV1
ヘイト値 10
ーーーーーーーーーーーー
〜第9層階段付近〜
「あー!鬱陶しい!」
今、シンは小さい虫の群れと戦っている。
小さいといっても、本来現実にいる虫よりは数倍大きい。
(一言で言えばきもいな。)
そう思いながら30匹ほどの虫を相手しているが、いかんせん数が多い。
シンの武器である片手剣はそこまで同時攻撃できるわけでもないし、スキルだって敵に直接ダメージを与えれるようなものでもないので、結果苦戦してしまう。
しかも、シンが一度突っ切って10階層に降りようとしたら、全力で止められてしまったので強行突破も無理ときた。
で、仕方なく戦ってる訳だが、、、
「いいこと思いついた。」
そう言って、5メートルほど後ろに下がる。
そして、ステータスを開き、<集中スキル>を発動。
100ほど数値を、マネーに移す。
その行動をしながら、シンは頭の中で初めてクエストをクリアしたときのことを思い出していた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「こちらが、クリア報酬の300Mです。」
受付嬢にそう言われて俺がマネーを受け取り、一緒にクエストを受けていたジョコを呼ぼうとギルド内を探していたら、
「いいじゃねぇかよぉ〜。お嬢ちゃん、このキャワイダー様が一緒に遊んでやるって言ってんだゼェ〜?」
キモすぎ!って思った俺は手に持っていたマネーの袋を振りかぶり、豪速球ばりのスピードでキャワなんとかさんに当てた。
バン!!
運悪くそれは攻撃として判断されたようで、ATKにまぁまぁステータス値を振っていた俺のせいで、キャワイ、、、さんが気絶してしまった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(あの結果から考えるとダメージ判定つくよな?)
そう思ってマネーを実体化、それを一匹ずつに投げるという一方的な「暴力ドッジボール」が始まり、
2分後にはシンに立ち向かっていった虫たちの痕跡は完全になくなっていた。
「よし次ボスだ!」
気分転換にも、自分に声をかける。
そして、シンはボスのいる第10層へと足を踏み入れた。
2分後
「あっけな。」
俺は、ボス討伐の報酬として目の前に置かれた宝箱を見ながら呟いた。
結論から言うと、気合い入れすぎた。
ボスは強いんだろうなぁ〜なんて思って、最初の一撃ATK全振りで攻撃したら、
まさかの撃沈。
もっと、「くそ、こいつ強ぇ、、、」みたいな感じになるかと思ったら、、、
これだけやっても、自分が運営の想像以上にチートだということに気づかないシンなのだった。
〜サーバー管理調整室〜
「こりゃもうちょい強めに設定するべきだったなww」
感想、誤字修正、ptよろしくです!!




