第12話 βテスト⑦~βテスト最終日~
3万5000pvたっせい!
皆さまありがとです!
楽しんでっ!
アン、ポン、タン達と遊んでから二日たった。
ほんとはタンと遊んだ次の日も遊びたかったんだけど、阿修羅(w)がね。
で、今日はβテストの最終日。
<本日をもって、Numbers World Onlineのβテストの運営を終了させていただきます。
βテストにご協力頂いた皆さま、誠にありがとうございました。
皆様の体験により得た情報、データを使用し、もっと面白いゲームとして開発をすることができました。
βテスト終了に伴い、皆さまのプレイヤーデータをリセットし、Numbers World Onlineの正式データに移されます。
つきましては、βテスト体験特典として、マネーのみ正式データに移行することができます。
スキルについては、スタート時に変更可能です。
ではこれからも、Numbers World Online をお楽しみください。>
ログインした俺の目の前に、その文面が浮かんでいた。
で、これを見ていた時、これはすっごいことが実行できるって思ったんだ。
実は、俺は最近考えていたとある作戦がある。
あまりにも1人で戦っていたため、いろいろ考える時間があったんだ。
俺が思いついたのは、「ヘイト値をマネーに変えて、そのまま使えればすごくね?」作戦だ。
ただ、ヘイト値上げても敵を殺したら下がるし、ヘイト値を上げたまま一定の距離以上に行くと勝手に下がってしまう。
だから今までは、この作戦実現不可能だと思ってたけど、この通知が来て俺はこの作戦ができるって確信したよ。
作戦としては、今まで死ぬのが怖くて行けなかったボスのエリアに行く。
そこでボスを挑発しまくって、ヘイトをあげてどうにかしてボスを数分間動けないようにする。
で、βテスト終了の時間になるまでに、ヘイトを全部マネーに振って「逃げる」。
やっぱり「逃げ○は恥だが役○立つ」だな!
って事で、今日はまずボスを行動不可にする方法、手っ取り早いのがデバフ付与の武器だから
武器屋に行こう。
てな訳で、俺がβテスト初日に訪れた武器屋に来ている。
前に来た時に、今すっごい効力を発揮する武器があったはずだから。
「おう!にぃちゃん!また来たな!」
「はい、また来ちゃいました。」
「で、今日は何を欲ししいんだ?」
「えーと、あの、ゴッドサンダーです。」
いやー
誰だよこの名前考えたの、、、名前かっこよくてもスキルがダメだからな。
「これか?」
そう言って、武器屋の兄貴が出してきた剣は紛れもなく俺の見た名前だけ派手な剣だ。
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名前:ゴッドサンダー
3000M
説明:伝説の剣?らしい。
これを使って攻撃すると、全身の気持ちいいツボが同時に押されて、どんなに強いプレイヤーも敵も、五分間は動けなくなる。
でもその間に攻撃するのは卑怯だから、攻撃できないよ♡
一回使うと壊れる。
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説明を見てわかると思うが、能力的にはまぁまぁ強い。
ただ、300マネー払ってまでしてほしい武器かって聞かれると、それにしてはデメリットが多いって考える。
だから誰もこの武器を買おうとしない。
武器の能力が、ツッコミどころ満載だしな。
まずサンダーって名前なのに、雷ではなくツボを押す。
しかも同時にw
これダサすぎる。
で次に、行動不可にした敵とかを攻撃できない。
実質逃げる時以外使えないよね。
(おい、もう誰も「逃◯恥」とかいうなよ!)
でも、これなら相手から逃げずに、ヘイトを上げた状態で正式データにマネーを移せそうだ。
「すみません、これお願いしm「ちょっと待てい!」」
そして、俺が武器を買おうとした瞬間に、俺の腹に横からキック。
俺はそのまま店の奥に吹っ飛ばされる。
誰だよと思って、立ち上がって見てみると、
そこにはジョコとは別のタイプの美少女?がいた。
長い黒髪を後ろで束ねた、小、中学生くらいの女の子がいて。
「その武器あたしがもらうから、おにーちゃんはあかん!」
すっごいドヤ顔でそう言ってきた。
「いや、でも俺が先に、、、「そんなんカンケーないもん!」」
とまぁ見た目だけで、この武器を判断した子を発見して5分。
「はぁ、せやったらこの武器全然あかんやん、、、なんや、期待してたのに、、、」
「ってことは俺がもらっていいの?」
剣の説明を見た少女は一瞬で、退屈そうな顔をしてそう言ったから、俺がもらっていいか聞くと、
「うん、別にええで。もっといい武器手に入れたいし。」
よっしゃ。これでボス戦いける。
そうして剣を購入した俺が店を飛び出して、ボスフィールドに駆け出した時に、後ろから、
「おにーちゃんおもろいからフレンド登録しといたでーっ」
なぜこのゲームは勝手に登録できるんだ、、、
正式データでは直してくれ、、、
てな訳で、今はボス部屋前。
このフィールドのボスはATKが高い代わりに、AGIがとてつもなく低い。
だからヘイト上げにはもってこいの敵だと思う。
時刻は夜中の12時30。
実は明日は、高校の入学式と言うこともあって一回ログアウトして、色々準備してたらこんな時間になった。
運営の人に今まで集中スキルの能力がばれないように動いてたけど、今回ばかりはなんかやってると思われるだろうな。
ま、そのためにもギリギリの時間にしたんだからな。
って事で、ソロダンジョン突入!
とは言ってもダンジョンは5階層になってて、普通に言ったらマジ色々卍なので、
「集中!AGI!」
では出発しよう。
約20分後
いやー敵多いなぁ。
認識される前に、そいつらの隣を走り過ぎて言ったけど、疲れた。
今は12時48分。ボス部屋の前に来れたから、とりあえず第一の難関クリア。
お次は、時間ギリギリまでヘイトをあげることだ。
でぐずぐずしてても時間の無駄だから、レッツゴーtoボス!
扉をあけて最初に思ったのが、でかい!って事だった。
ボス感溢れるボスだなぁ、って思ってたらボスが俺に気づいた。
途端にヘイトが500上がる。
見つかっただけで、ヘイト500上がるのは初めてだ。
敵が大剣を俺に向かって叩きつけてきたので、逃げる。
今回は敵から逃げて、嫌なところを突きまくる。
でその間に、全ステータスを必要最低限に振って後をヘイトに振っておく。
敵の気を出来るだけ惹きつける為にね。
ヘイト下げると、敵を倒すにはいいが、金を集めるには効率が悪い。
で、ちょっと攻撃して逃げてを繰り返すこと7分。
ヘイト値3500
よしこれくらいならもういいか。
初めてここまでヘイトをあげた。
今までの最高が1000位だったから、すごい頑張った気がする。
で、ここでゴッドサンダー登場。
今まではいつも使っていた剣を使っていたが、ラストはこれで痺れさせる。
この剣の能力は5分。
いまが12時55分。ぴったしだ。
ラスト一踏ん張りでボスの背後に回る。
で一太刀。
敵から60個ぐらいの斑点が出て、そこが黄色に輝きだした。
これがツボなのか。
光が消えるとボスは倒れた。
(ちょうどこのころ、運営は何が起こってるか確認していた。)
よし。終わった。
気分上げるために、ボスの上にでも立つか。
お!なんか英雄になった気分だ。
よし。じゃあステータス変更するか。
まずAGIをゼロにして、表示からなくす。
こうなるってことを俺はつい最近知ったんだが、まぁここはどうでもいい。
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所持金200M
HP500
MP500
ATK30(+400)
DEF30(+200)
スキル
集中
ヘイト値 3500
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これを全部マネーに移す。
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所持金5344M
HP1
MP1
ATK1(+1)
DEF1(+1)
スキル
集中
ヘイト値 10
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よしこれでいい。
あとは待つだけ。
12時59分57秒
12時59分58秒
12時59分59秒
1時00分00秒
<Numbers Online 正式運営開始>
はい。これにて一章終わりです。
ようやく、プロローグに戻ってきました。
ここからは学校とゲーム、両方のストーリーを書き予定です!
次回の更新は、12月7日のよていです
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