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9001列車 出発、新千歳

 5月24日、北海道上空。天候は晴れ。スカイマーク神戸空港発新千歳空港行き。ボーイング737型機は新千歳空港の北側からアプローチする。徐々に高度を下げ、ドンという音ともに着陸する。

「で、こっから小樽の方に向かって走ってくの。」

僕はそう今治に聞いてみた。だが、それに今治は

「今回は小樽の方はいかないよ。道南の方に向かって走ってくから。一日目で江差まで行かないといけないか・・・あっ。」

「・・・そこまで行くんだな。」

「言っちゃった・・・。」

今治は慌ててたけど、もう遅い。僕と萌の耳はしっかりと今日の行先を聞いてしまったからだ。

 それにしても今日で新千歳から江差まで行こうとするとかなりの距離ではないだろうか。途中高速を通るにしても、それは噴火湾沿いに限られる。江差、瀬棚などの地域は国道が整備されているだけで高速道路はない。

「もういいや。うん今日は江差まで行くの。それで一番最初に結構走るから、コンビニでお昼を買ってってね。」

「走るんだ。」

「うん。」

「何か仕事に来てるみたいね。」

「うん、それ思った。」

僕と萌はそう言いあった。何時もの事が北海道で行われるだけと言えばそれだけの話だけどね。さて、今治から今日のネタバレはしたことだし、そろそろ行程でも見せてもらおうか。

 今日、24日は新千歳から江差まで向かう。途中、黒松内、寿都、瀬棚を経由して江差に行く。

 翌日、25日は江差から松前、渡島福岡、知内、木古内、函館、恵山を経由し南茅部へ行く。最終日26日は鹿部、豊浦、洞爺、壮瞥、室蘭を経由して新千歳に戻るルートだ。

「また結構走るねぇ・・・。って一日で江差まで行けるの。」

江差は渡島半島の下の方にある。木古内から北西方向へ行き、海とぶち当たる辺りが上ノ国だったっけ・・・。そこから少々北に行ったところだった筈・・・。

「行けるよ。グー○ル先生の地図で法定速度守ってその時間に付くから大丈夫だって。」

「ふぅん。」

「ていうか、時間大丈夫なの。」

萌がそう言うと今治は時計を見た。

「あっ、ちょっと時間おしてるね。」

今の時間は10時15分。新千歳を出発して一番最初の黒松内の道の駅「くろまつない」まで約160キロ。

「早いところ、レンタカー取りに行こう。時間おしてるからもうすぐ行かないと。」

「予定は10時30分出発ぐらいだよね。」

「うん。でも、レンタカーかりに行くのに10分はかかるから今から行ったら最速でも10時40分発かな・・・。」

今回も結構慌ただしそうだ。

新千歳空港→くろまつない→みなとまーれ寿都→よってけ!島牧→てっくいランド大成→ルート224元和台→あっさぶ→江差→上ノ国もんじゅ→北前船松前→横綱の里ふくしま→しりうち→みそぎの郷木古内→函館→なわと・えさん→縄文ロマン南かやべ→しかべ間歇泉公園→つどーる・プラザ→You・遊・森→とようら→あぶた→そうべ情報館i→だて歴史の社→みたら室蘭→新千歳空港


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