英雄ね.....
『ステータス
名前:セルア
LV:3
種族:妖精族
職業:水魔法使い
称号:幸運に愛されし者
神に期待されし者
ニング街の救世主{New}
PVに映る予定の人{New}
能力値:体力:406{50UP} 物攻:281{40UP}
魔攻:693{120UP} 速度:474{60UP}
魔力:903{120UP} 物防:282{45UP}
魔防:712{110UP} 幸運:500
スキルポイント:6
職業スキル:魔法作成 水魔法(大)【ウォーターボール】
スキル:豪運 幸運 開運の祈り
開運の呪い 不運の呪い
主神【ヴィレーヌ】の加護 救世主{New}』
ちょ、ちょっと待てよ!!二レベルUPしただけでステータス上がりすぎだろ。いや、もしかしたらこの上がり幅が普通なのではないか。それならば俺のステータスもそこまで異常ではないことになる。このまま上がるなら俺はレベル10いくかいかないかぐらいのステータスだろう。
普通はレベル10ぐらいにこのステータスを持たすことはないが、もしかしたらあるかもしれない。
「む?なんだ、考え込んで。....ああ!!異常に能力が上がってるのは私の加護の能力だぞ!」
「そ、そうなんですか」
やっぱりか...絶対に強力なスキルだと思ってたので覗かなかったんだが、もう効果わかっちゃったしな。この際だから救世主も見るか。
主神【ヴィレーヌ】の加護
この世界の主神の加護。レベルUPした際に上がる能力値に大きく補正
救世主
過去の救世主の扱っていたスキルを自由に使用可能
救世主、見ない方がやっぱ良かったわ.....過去の救世主と呼ばれるもの全員のスキル使えるとか。俺みたいにクソみたいなスキルを持ってる奴も居るだろうが、絶対に強力なスキルを持ってるやつも居るだろうな。
救世主は緊急事態にしか使わないようにしよう。これを使ったら色々とゲームとして終わる気がする。一応これを期に、称号も確認しておきますか。アクアショットのウィンドウ邪魔だな。
幸運に愛されし者
幸運300を越えた者に与えられる称号。裏ステータス???に補正
神に期待されし者
神に期待を寄せられている者に与えられている称号。裏ステータス???に大きく補正
ニング街の救世主
ニング街を救った者に与えられる称号。べ、別にあなたが救わなくても女神が救ってたんだからねッ!裏ステータス???に大きく補正
PVに映る予定の人
PVに映る予定の人に与えられる称号。PVに映るのはめ、女神の予定だったとかじゃないんだからねッ!裏ステータス???に補正
最後らへんのツンデレはなんなんだよ!しかも最初のそれ、普通に本当のことだろ!!しかもPVに映る予定とか....もういいよ!!ちょっと有名になるのが早くなったぐらいだろ!!俺はヤケになって諦めて、裏ステータスについて考え始めた。表示されないステータスがあるということだろうか。考えてもわからないので女神様に聞いた。
「裏ステータスってなんなんですか?」
「早く魔法を登録しないと」
「そうですが...」
俺は神様に言われた通りにスキルポイントを1、消費して魔法を登録した。そして、女神様は去りながら言う。
「その裏ステータスとやらはわからない。私が手を掛けたんだ。これからは英雄となるだろう。君が英雄となった時にまた会おう」
俺は手を振って、去っていく女神様の背中を見送った。女神様ってそういえばNPCじゃん。そりゃ知らないこともあるわ。そんな当たり前のことに気づきながら。それと、女神様。俺、英雄になりたくありません。
『ステータス
名前:セルア
LV:3
種族:妖精族
職業:水魔法使い
称号:幸運に愛されし者
神に期待されし者
ニング街の救世主
PVに映る予定の人{New}
能力値:体力:406 物攻:281
魔攻:693 速度:474
魔力:903 物防:282
魔防:712 幸運:500
スキルポイント:5
職業スキル:魔法作成
水魔法(大)【ウォーターボール】
【アクアショット】
スキル:豪運 幸運 開運の祈り
開運の呪い 不運の呪い
主神【ヴィレーヌ】の加護 救世主』