デンレゼ-公安編-
仕方ないじゃんだって悲しんだもん
デンレゼ-公安編-
「レゼが俺の新しいバディか!」
デンジがレゼと一緒に街を歩いている。
「うん!パワーちゃんが大けがしちゃったからその代理でね!一緒に仕事出来て嬉しいなー!」
レゼは頬を赤らめながらデンジと話す。
レゼとデンジが話していると突然携帯から警報が鳴り始めた。
「緊急警報!緊急警報!悪魔の出現を確認民間人の被害多数!対魔4課に出動要請!直ちに現場へ急行せよ!」
「デンジ君!」
「ああ!俺らがバディを組んだ初仕事だ!」
そう言うと彼らは走り出した。
彼らが路地をいくつか曲がった瞬間目の前に人型の悪魔が立っていた。
「こちらレゼ悪魔を確認!これより排除します!デンジ君!」
そう言うとレゼは首にあるピンを引き抜く。
「ボン!!」
爆発音が爆風と熱を帯びながら聞こえてきた。
見上げるとレゼはボムへと姿を変え悪魔のいる方へ爆風を纏いながら突っ込む。
「さてと…俺も変身しますか!」
”ポチタ…見てるか?
今俺最高に幸せなんだ!好きな女と一緒に仕事で来てよぉ…
この生活を続けるなら俺…
死んでもいいぜ…!”
そうデンジは考えながら胸のスターターロープを強く引っ張る。
“ヴァン!”
エンジン音と共に頭と腕からチェーンソーが飛び出る。
そしてデンジとボムは悪魔に立ち向かって行ったのだった。