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何故私の小説は読まれないの!?……って疑問に対する答え

作者: 命廻零

読者が作品を読む5倍くらいの時間をかけて作者はその作品を作っていると思うと感情深いですね。


※追記:エッセイでの日間2位ありがとうございます!

今回は「何故自分の小説は読まれないのか」という、ちょっと切実なテーマにガッツリ向き合ってみました。

執筆者なら誰しも「自分の書いた小説をみんなに読んで貰いたい!」って思いますよね。

私も同じ気持ちになったことはよくあるので、その視点で一緒に考えてみましょう。

では、さっそく原因を探りつつ、改善のヒントもお届けしていきますね。



■可能性①:読者に「見つけられてない」かも?

なろうには毎日たくさんの小説が投稿されてて、新着作品だけで埋もれちゃうことはよくあります。

せっかく書いたのに、読者に「この小説あるよ!」って気づいてもらえないと、読まれるチャンスも減っちゃいます。


チェックポイント

タイトル:パッと見て「面白そう!」って思える? 「異世界転生」だけだと埋もれがち。せめて「異世界転生したら猫になった件」みたいに一捻りあると目立ちます。

小説家になろうや他の小説サイトにおいて長文タイトルが比較的多めなのは主にこれが原因だと個人的には解釈しています。

そもそもタイトルで目を惹かないと作品ページにすら飛んで貰えないので、あらすじ以前にタイトルで主軸となる内容を読者に伝える必要があるのです。


タグ:ちゃんと設定してますか?

「ファンタジー」「恋愛」みたいに読者が検索しそうなキーワードを入れておくと、発見されやすくなります。

最大15件まで設定できるので多ければ多いほど読者の目に入る可能性が高くなります。

ただし、内容とは見当違いのことを書くのはNG。


あらすじ:短くても魅力的ですか?

簡単な例を挙げると「主人公が冒険する話です」より「最弱の少年が魔王の娘と旅に出る!」の方が同じ内容の冒険の話でも興味そそられますよね。


改善アイデア

新着で目立つように、投稿したらすぐXとかで「新作公開したよ!」って宣伝してみるのもアリ。

宣伝効果はそこまで絶大かと言われると言うほどではないかもしれませんが、塵も積もれば山となるってやつですね。

タグに関しても私も最初の頃は適当でしたが、読者目線で「これ検索するかな?」って考えて付けた時は、少し多くの方に読まれるようになりました。


■可能性②:第一印象で離れちゃってるかも?

先程のタイトルの関門を乗り越えたら次は内容についてです。

読者が小説を開いても、最初の数行で「うーん…」って閉じちゃうケースもあるんです。

なろうの読者は忙しい人も多くて、冒頭でグッと掴まないと次に行っちゃう傾向が……。(当社調べ)


チェックポイント

書き出し:いきなり説明ばっかりだと読者は疲れちゃいます。

例を挙げると、「世界観の説明」より「主人公がピンチに陥るシーン」から始めると引き込まれやすいです。


読みやすさ:改行少なくて文字がギチギチだと読む気失せます。

スマホで見る人のことも配慮して、1文短め&適度に改行が大事!


改善アイデア

冒頭を「何か起こる!」ってシーンにしてみるのもありですね。

例えば、「目覚めたら剣が喉に突きつけられてた!」とか。

私も最初は長文ダラダラ書いてたけど、短く区切ったら「読みやすい!」って感想もらえてホッとしました。


■可能性③:更新が止まってると「放置かな?」って思われちゃう

よくある連載途中に萎えてエタちゃうパターンですね。

なろうの読者って、連載中の作品だと「続きが読みたい!」って期待するんです。

でも更新が止まってると、「もう書かないのかな?」って離れてしまうことも。

1作ならまだいいんですが、2、3作と途中でエタってしまうと、この作者さんは完結もさせずに途中で放置してしまう人なんだなって思われてしまって悪い印象がついてしまいます。

そうなると、新しく新作を始めたとしてもお察しの通りの結果になると思います。


チェックポイント

更新頻度:1ヶ月以上空いてない?

読者は定期的に更新される作品を追いかけがちです。


完結してるか:連載中なら「次いつ?」って不安になる人も。

完結済みなら「安心して読める!」って飛びつく読者もいます。


改善アイデア

連載を始めたら「週1でもいいから更新する!」って自分の中で決めてみてください。

無理なら「次は〇月に更新予定!」ってあらすじに書いておくと、読者が待っててくれます。

私もサボりがちの時はありましたが、ペース決めたら読者さんが「楽しみにしてます!」って言ってくれて頑張れました!

1作完結させて自分に自信を付けるのも一つの手です。


■可能性④:読者の好みに合ってないかも?

なろうには「異世界転生」「チート」「ハーレム」みたいな人気ジャンルがある一方で、ニッチなテーマだと読者が少ないこともあります。


チェックポイント

ジャンル:ランキング見て「今何が流行ってる?」ってチェックしてる? 流行りに乗ると読まれやすいです。


ターゲット:誰に向けて書いてるかハッキリしてる? 「みんなに!」だと逆にぼやけちゃうことも。


改善アイデア

流行りの要素を少し取り入れてみる。例えば、恋愛ものに「異世界」足してみたり。

私は「日常系」が好きだけど、ちょっと「転生」混ぜたら読者増えて「意外とイケる!」って驚きました。

まぁ自分が好きなテーマで自分好みの作品を書いた方が楽しいですのであまり鵜呑みにせずに自分が書きたいものを書いちゃって大丈夫です。


■可能性⑤:まだ「時間」が足りてないだけかも?

実はこれ、結構大事。

なろうって投稿数が多いですので、読まれるまで時間がかかることもあるんです。

ランキング入りとかバズるのは一部で、コツコツ書いてるうちにジワジワ読者が増えるパターンも多いんですよ。


チェックポイント

投稿数:1作だけだと埋もれやすい。複数書いてると「この作者見たことある!」って気づいてもらえるかも。


我慢:すぐ読まれなくても落ち込まないで! なろうは長く続ける人が強いんです。


改善アイデア

短編でもいいから何作か投稿してみて。読者が「次も読んでみようかな」ってなる可能性上がります。


■可能性⑥:運

自分の作品が読まれるか読まれないかには運も大きく絡んできます。

結局は運!

どんなに面白い作品でも“偶然”その時間帯に投稿しちゃったから全く読まれなかったなんてこともよくあります。

このパターンが一番怖いですね……。

運も実力のうち、ですか。


■おまけ:読まれるためのマインド

「読まれない…」って落ち込む気持ち、すっごく分かります。

私が丁度今私が連載を始めた小説も20000文字くらい投稿してるのに対して未だブックマーク&評価ゼロで、自分の執筆時間や構想と評価との落差が割に合わなくて心が折れそうです。


でも、なろうは「書く楽しさ」を味わう場所でもあるんです。

読者0でも「自分が満足!」って思えたら、それは立派な一歩。

そこから少しずつ工夫してけば、絶対読んでくれる人が現れますよ。

私も「1人でも読んでくれたら嬉しい!」って気持ちで続けて、今じゃ感想もらえるのが楽しみなんです!


このエッセイにも目を通して頂き本当にありがとうございます。



――ってことで、「何故読まれないのか」を一緒に考えてみましたっ!

当てはまりそうなとこあったら、ちょっと試してみてください。

あなたの小説が誰かの「お気に入り」になる日、絶対来ますからね。

最後まで読んでくれてありがとうっ(一一")!

それでは、執筆頑張ってくださいね!

全ての作品に共通することですが、作品を読み終えた後、感謝の気持ちを込めてブックマークや評価ポイントを入れて作者を応援すると読者が想像してる以上に喜ぶので積極的にポイント入れてあげることを推奨します。

少しの応援でも必ず励みになりますから!

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― 新着の感想 ―
 もの凄く納得のいく考察でした。  多分、完璧な答だと思います。  内容としては当たり前なことしか書いてないのですが、当たり前なこと過ぎて気づかないということを気づかせてくれた作品でした。人っていうも…
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