嘘使い ダーマ・クラカシー
嘘つきにはなりたくないですけど。
嘘つき国 随一の嘘使い
ダーマ・クラカシーは嘘っぷしが強くて
どんな強引な嘘でも みんなを信じ込ませてしまう
だけど つまらない見栄を張る嘘や
ズルをして 自分が得をする嘘
誰かを傷つけて嫌な想いをさせる嘘なんかを
つくことはなくて むしろつくのが好きなのは
つく必要も理由もない どうでもいい嘘
ほんとでも 嘘でもどっちでもかまわない
意味さえない嘘なんだってさ
とはいえ ときにはみずからすすんで
意味のある嘘をつくときだってある
自分が正直でいたい気持ちを犠牲にしてでも
ほかのみんなが笑顔のままでいるために
つじつまをあわせる嘘なんかが それだ
誰かをかばいたいわけでもないけど
ことを荒立てて 責任を負うべきひと以外のまわりまで
とばっちりをくらうくらいなら
おのれのうちで ここはひとつ おさめておくつもり
それでも 嘘は嘘だから
ほめられたものでもないのは確か
その事実を知ったあんたは
いったいどうするつもりなんだい?
穂先でつついて 鬼の首でもとったかのように
槍玉にあげるつもりなのか?
嘘は嘘 ほめられたもんじゃないって知っているならば
その使いどころを間違えちゃいけない
おのれを戒めて それを心がけてるからこそ
ダーマ・クラカシーは だだの嘘つきじゃなくて
嘘つき国 随一の嘘使いなのだ
責めたいなら どうぞ責めておくれと
笑って返すことだろうさ
嘘使いにはなりたい(笑)










制作: