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86 泣いてからが本番

すいません更新遅れました。

昨日会社にヌマホ置いたまま帰ってしまって……


 リヴァイアさん達使い魔が毎度の休眠状態に入り一週間。当然の如く目覚めてはいない。

 今はヒロエ村の空き家を間借りして目覚めるのを待ってるのだが、前回は二週間程度掛かったことを踏まえても、やはりそれくらいは覚悟するべきだろうな。


 だが今回は待ってる間は中々に身の入った修行が出来ている。ギフト[剣聖]を持つシルヴェーヌさんの指導により、この一週間でギフトレベルが上がり[剣術]は今や7だ。恐らく[剣術]に関しては量より質がギフトレベルに関係してるとみた。


 「短期間で[剣術]が三つもあがるとは!」


 今日も一日みっちり修行して、今は間借り中の家でくつろいでるところだ。


 「今7だったな。カンストまでもう少しだよ」


 「てことは、10が上限ですか?」


 「ああ。ただ問題なのはそこからなんだ、私は[剣聖]に昇格するまで結構かかったな。何かしらのキー要素があるとは思うのだが」


 ありゃ、カンストすれば昇格するってもんでも無いのか。こりゃまた面倒な。でも上位ギフト欲しいところだよなぁ、上位ギフト持ちにカチ会ったらヤバいもんなぁ。


 「今後は上位ギフト持ちも現れる様になるだろうし、ここは[剣聖]にしておきたいとこだったのに…」


 「気持ちはわからんでもないが、急がば回れだよ。それに今の君ならそうそう遅れをとらないと思うよ? [剣術]をバックアップするギフトが多数あるからね。使い魔が目覚めれば案外上位ギフト持ちだって倒せるかもよ?」


 ほうほう、そういう見方もあるか。確かに[韋駄天]ならスピード、[剛撃]なら力。[剣聖]に届かない部分を補填して戦う……か。

 

 「それに私は正直あの[幻惑]を心底恐ろしいと思うよ。戦闘中にあれを使われたらと思うと……」


 「おお、シルヴェーヌさんもそう思いますか! ただ残念な事に滅茶苦茶集中力が必要で戦闘中なんかとてもとても」


 「なるほどな。私と戦った時も一切使って無かった理由はそこか」


 「後、脳に負担が掛かるのか使用後の頭痛がかなり。ギフトレベル上がればどっちも緩和されるのかなぁ」


 「使用に集中が必要で、使えば使ったでひどい頭痛か。確かに戦闘中は勿論だがそれ以外でも乱用したくなくなるな」


 「自分でも有用さは理解してるんですけどねぇ。でも他にも便利なのありますよ。[衝撃波]やら[飛行能力]」


 なんのかんので特にお世話になってる二つだよな。攻防に万能な[衝撃波]と、なんと言っても制空権! 空を飛べるってのは便利よな。


 「そうだな、そういったギフトを上げる事も念頭に修行した方が良いだろう。さて、そろそろ寝よう。明日もみっちり鍛えてあげよう」

 

 よし、一旦[剣聖]は置いといて先ずは[剣術]のカンスト。それに他の有用ギフトをまんべんなく上げる方向だな。


 こんな感じで使い魔達のいない日々を過ごしている、みんなが目覚めて俺の強さにぶったまげるくらい鍛えてやるぜ! 




 「あ、そーれっ! あ、よいっと!」


 「なんと言うか、君の戦闘における掛け声は相手の戦意を挫くな……」


 一夜明けて今日も朝から稽古を付けて貰っているのだが、シルヴェーヌさんにも漏れなく掛け声についてディスられている。


 「そ、それが狙いでやってんだかんね! う、嘘じゃないかんね!」


 優しい目だ。俺の苦し紛れの言い訳を、残念な子を見る時の優しい目で返された。


 「くきーっ! その目はバカにしてる目だ! 許さーん!」


 「お! 泣いてから強くなるタイプか? 切れ味が増したぞ!」


 この高揚感…… このタイミング…… また碌でもないギフトの予感が……


 「BOOK」



 [ぐるぐるパンチ1] 泣いてからが本番。怒りと悲しみを糧に今日も戦う。



 「こんなんばっかりだ……」


 「ん? なんだまたギフトを授かったのかい? その感じからして残念ギフトっぽいのだが」


 ギフトブックを開いて項垂れた俺は、シルヴェーヌさんにゲットしたギフトの説明をする。


 「ハハ、名前はともかく内容はそう悪く無いじゃないか。戦う以上怒りや悲しみは付き物だろ? 私はそのギフト欲しいくらいだよ。それにしても[ぐるぐるパンチ]か。ハハハ」


 ぐぬぅ。上手くまとめてる様で結局笑ってやがる。許さん。許さんぞぉ。


 で、そんな怒りに[ぐるぐるパンチ]のギフトがまた発動してステータスが上昇したのがわかる。あら? 確かに案外俺向きギフトかしら? ちょいちょい小バカにされるしな。

 

 それはそれで悲しい気もしないでは無いが、深く考えたら負けだ。この際だから最多ギフトホルダーでも目指してみるのも一興さね。


 「どうあれそんなにポンポンとギフトを授かるのは羨ましい限りだよ。神に愛されてるのかもな」


 神に愛され…… うぞぞぞぞ!


 「本気でやめて下さい!」


 あのニコニコ顔の胡散臭いおっさんの愛だと!? 考えただけでさぶいぼ立ったわ。

 

 「そもそも俺は愛どころか既に三回も天罰くらってるくらいですよ。一度神とはきちっとその辺を話し合わねばと思って……」


 「伏せろぉっ!!」


 ガシッ! ズザザザッ!!


 唐突にシルヴェーヌさんはそう叫ぶと、俺の頭を掴み地面へと押し着ける! そしてほぼそれと同時に。


 ヒュゴッ! ズッダァァァァンッ!!


 頭の上を掠め飛んだ何かが背後の大木に突き刺さった。


 ……いや、大木の幹の半分くらいを吹き飛ばし、メキメキと音を立てて大木を倒した!


 「え!? 何!?」


 「構えろ! 2波が来るぞ!」


 2波って! 敵襲かよっ!


 

 

読んでいただいてありがとうございます!

携帯はきちんと携帯するように心がけますので見捨てないでくらさい(;´Д⊂)

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