表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/336

20 トロール蹂躙

 先日初めて感想貰えました(* ´ ▽ ` *)


 嬉し恥ずかし穴があったらハメたい!


 自分単純なんで誉められるとテンションあがるのです。

 まずデカ過ぎる。致命傷与えられそうな部位に剣が届かない。首チョンパ狙う為には先ず膝をつかせにゃならんな。


 さすがに不意を突けないと足をぶった斬るのは難しそうだ。先程の先制パンチで仕留められなんだのが悔やまれる。


 チクチク斬ってりゃダメージ蓄積するもんだろか? とりあえずやってみるか。


 回復されるのは折り込み済みでしつこく斬り捲る事にした。棍棒振り回したり、暴れたりと抵抗はしてくるが、余裕で避けれるな。


 なんてな油断が落とし穴だったりする。


 「おわっ!?」


 実際落とし穴にハマッた。そういやコイツ土魔法使えたんだな。俺の足元に穴空けやがった。

 頭までスッポリ入る程の穴に落ちた。幸い足を挫いたりはしてないが……


 「これ、這い出ようとしたらモグラ叩きされるよな」


 「おもいっきり棍棒振り上げてますね」


 穴から見上げればトロールが棍棒振り上げて今か今かと待ち受けている。


 「でもそのポーズは隙だらけだな」


 「はい。チャンスです」


 万歳状態のトロール目掛け、またしても水鉄砲の連射が始まる!


 ズドドドドドドドド!!


 水鉄砲は違わずトロールのがら空きの顔面をとらえる。


 「おし! 怯んだ、今のうちに脱出しよ」


 「いや、待って下さい。打ち込んできます」


 トロールはお構い無しに棍棒を振り下ろしてきた! 


 「トチ狂ったのか? 穴の中に居れば安全だっての」


 と、思った瞬間足元が隆起する!


 「げっ! 穴が!」


 「勇者様! 上!」


 リヴァイアさんの声に咄嗟に大剣を振るう!


 ズガァァァァッ!!


 トロールの棍棒をギリギリ大剣で受けたのだが、

 

 「うごっ! これはキツイ! デカい図体は伊達じゃないようだ」


 リヴァイアさんのステータスアップの恩恵がなかったら、潰れたヒキガエルみたいにされるところだった。


 しかしトロールはそれ以上に動揺したようだ。水鉄砲でズダボロにされた顔面はシュウシュウいいながら回復したが、その表情は明らかに信じられんてな感じだ。確かにこの一撃を小さな人間が受け止めたらそうなるわな。


 しかしその表情も驚きから憤怒へ変わる。人間風情が生意気と言わんばかりに棍棒をガンガン振り下ろしてきた!


 「フゴォォォォ!!」


 「おわ! ちょっ! これはちとたまらんぞ」


 一撃一撃がひたすら重い。次第に押され片膝を着いてしまった。それをみたトロールは振り下ろしを止めて凪ぎ払う様に棍棒を横からぶち当ててきた!


 「これは不味い!」


 ドッゴォォォ!!


 棍棒の直撃を受けて吹っ飛ばされると木に激しくぶつかり、地面に落下した。


 「ぐ、ぐほっ! あばら、やられたか!」


 「ヒール! 大丈夫ですか勇者様」


 「すんません、助かりました。ヒールだと骨折までは間に合わないか」


 リヴァイアさんは回復魔法は初級程度しか使えない。しつこく繰り返し行えば骨もくっ付くと思うが、今はそんな暇ないので、


 「ポーション」


 ギフトのポーションを飲み干す。神様印のポーションは効き目抜群だ。すっかり傷も癒えたが。


 「さて、結果消耗しただけで振り出しに戻ってしまいましたね」


 「まだ実戦投入には仕上がりきれてませんが、アレを使っては?」


 「俺もそう思ってました。水珠レベル2」


 ギフト水珠が2に上昇して使い回しが良くなったのは勿論だが、新技のイメージ補正にも多いに反映した。

 某有名漫画からヒントを得た新技は、水を丸ノコの刃の様に精製して高速回転させて飛ばす……


 「ク○リンさんありがとう! 水円斬!!」


 シュバンッ!!


 吐き出された水ノコは明後日の方向へ飛んでいった。


 「あちゃあ、まだ修練が足りんか! ええい、こんなもん実戦で修正しちゃる!」


 「珍しく前向きですね。よろしい事です」


 軽く俺をディスりながら、リヴァイアさんも水鉄砲のパワーアップヴァージョンを披露した。


 ウォーターレーザーとでも言えばいいだろうか。超強力に圧縮された圧力水を射出する。


 トロールは土壁を隆起させて防衛するも、レーザーはいとも容易く土壁を貫通した。


 貫通したレーザーはトロールをも貫き、そこで消失した。


 「まだ射出し続けるのは上手くいきませんね」


 大したもんだと思うんだが、リヴァイアさんにしてみりゃ納得のいくレベルには程遠いんだろう。


 「でもあの土壁を無効化出来てますよ! 射出し続けるのが無理でも、手数でカバー!」


 リヴァイアさんはコクりと頷くと矢継ぎ早にレーザーを射出する。

 俺は俺で水ノコをバンバン射ちまくる。


 命中精度に難があるも、水ノコも土壁を難なく切り裂きトロールにダメージを与える。


 トロールは土壁での防衛に手一杯らしく攻撃に回る余裕がない様だ。確かにここでむやみに突っ込んでくれれば簡単に首チョンパ狙えそうだがね。


 とはいえ、確実にダメージは入っている。奴の回復がおっつかなくなるまで弾幕維持だ!


 魔力枯渇の無い俺達の必勝パターンが持久戦。魔力無尽蔵の恐ろしさを知るが良い。


 そしてついにトロールの防衛機能が瓦解する。

土壁が構築出来なくなったのだ。すかさず俺達は両足を切断してやった。自慢の回復力も追い付かないレベルまで低下していて、たまらず前のめりに倒れるトロールに俺は猛然とダッシュする。


 このまま水ノコやレーザーで首を切断しても良い。と言うよりその方が正解なんだと思うが、コイツの場合トドメは剣でと思ってしまったのだ。


 何でと問われると困るがそう思ってしまったものは仕方ない。


 トロールはそれでも棍棒を振るって応戦するが、力の乗って無い手打ちの攻撃など問題にはならなかった。数合打ち合えば棍棒は半ばからへし折れた。

 

 そしてトドメの一撃をトロールの首目掛け放つが、ぶっ太い腕が俺の剣に割って入りこれをガードする。しかし俺が構わず全力で振り抜くと、激しい血飛沫を飛ばしトロールの首は胴体と永遠の別離を告げた。

 


 感想の返信についてはムサシ達に丸投げしてますので粗相があっても生暖かい目でご容赦下さいませ。

 本日も読んでいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ