表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワールドスクール  作者: 戸塚桃
3/8

1日目 夜

俺は自分の部屋に戻り、制服を着替え他た。

 ここ聖王学園は全寮制でクラスごとに棟が違い、そのなかで男子と女子が別れている。

 Aクラスは高級ホテルのスイートルームのような部屋で、Bクラスは高級マンション、Cクラスはボロアパートとなっている。

 神童海斗をはじめとしたクラスの人たちがかなり講義したらしいが、伝統らしく変えてもらえることができなかった。

 クラスの人たちはみんなで集まって敷地内にあるレストランでなんかやるらしいが俺は友達もいないし興味もないので別に行くきはない。

 さっさと飯でも食べて寝ようとしたとした時にドアをノックする音が聞こえた。

 ドアを開けるとそこには見覚えのある女がたっていた。

 「Cクラスの部屋って本当に臭いね。ここにいたら死んじゃうわ」

 このいきなり人の部屋に押し掛けておいて文句をいってくる、女の名は鳴門真波。俺の双子の姉だ。

 「えーと、なんかよう?」

 俺はAクラスである姉がなんでここにきたのかわからなくて聞いた。

 「空也をスカウトにきたの。あなたの実力があればAクラスでやれるわ。私が先生に話せば余裕でAクラスにこれるわよ」

 どうやら姉さんは俺のことを本気でスカウトにきたらしい。

 他の人からしたら嬉しいことかもしれないが俺は別に興味がないので断ることにした。

 「いや、先生たちの審査が正しいと思うからいいよ。それに多分足でまといになるだろうし」

 「そんなことないわよ。私が言ってるんだから」となぜか自信満々である。

 「あっちなみにスキルは何だったの?」

 「えーと、『鋼鉄』だったかな」

 「へー確かにCクラスらしい能力ね」

 「ちなみに姉さんは何だったの?」

 「わたし?『雷撃』よ」

 『雷撃』か。かなり強そうな能力だな。これがAクラスの強さか。

 俺はこの学園がクラスを差別していることを納得した。

 「ピピピ...」

 姉さんのケータイがなった。

 「あっ、ごめんね。これから食事の約束があるの。それじゃあね!スカウトの件もよろしくね」

 姉さんはそう言うとかけ足で部屋を出ていった。

 結局俺は疲れてしまい、ご飯を食べないでねてしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ