1日目
俺は入学式が終わりじぶんの教室にいた。
俺のクラスは1年C組の普通科という名前の落ちこぼれのクラスだ。
クラスは全部で3つありすべてにおいて最強のクラスA組とスキルの能力にたけているBクラスとうちである。クラスわけは入試テストの結果からもとずいているらしい。
まあ、俺は特に興味ないのでどうでもいいが。
俺が1人でいるのを見かけた少女がこちらに話かけてきた。
「こんにちわ。私の名前は雨矢 雪、スキルは『召喚』だよ、よろしくね」
少女は緑色のショートヘアーが印象的な明るそうな女の子だ。
正直めんどくさい。ほっといてくれればいいものを。
しかしここで無視するのは後々面倒なのでここはかえすことにした。
「俺は鳴門 空也。よろしく」
これ以上話しかけないでくれという意味をこめて抑揚のないトーンでてきとーにかえす。
しかし彼女は、「鳴門くんかー、いい名前だね。ちなみにスキル何なの?」
きた、俺が1番してほしくない質問。
「俺のスキルは『鋼鉄』」
お願いだからもうどっかにいってほしなー。
俺はバッグから本をとりだし読み始める。
「へー本読むんだ!」
彼女は本にも興味をしめす。
「で、何の本読んでる・・・」
彼女がそう言いかけたところで先生が入ってきた。
「おーい、お前ら席につけ」
立ったりして話をしていた生徒たちがぞろぞろと席に着き始める。
「じゃあまた後でね、鳴門くん」
ようやく雨矢も席に戻る。てか、また後でくるのか。
「今日からここの担任の若月仁奈だ、よろしく」
若月という女の先生は生徒を眺めながら自己紹介をした。
「えー、みんなもわかっていると思うがここのクラスはいわゆる落ちこぼれのクラスだ。そしてここの学校は弱肉強食、お前たちはA・Bクラスのエサとなるわけだがまあせいぜい頑張ってくれ。ちなみに私がこのクラスの担任になったのはクジで負けたからであってお前を救おうとかいう気は全くないから勘違いするなよ。以上でHRを終わる何か質問はあるやつはいるか?」
「はい」
1人を男が手を挙げた。
「えーと名前は?」
「神童海斗です。質問なんですが、CクラスからBクラスやAクラスに上がることはあるのですか?」
「あるぞ」
先生は端的に言った。
ざわざわとクラスがざわつく。それほどC組がいやなのだろう。
「まあ、お前らじゃ無理だろけどな」
そう言って先生は教室をでていった。
この学校にはまだ何かあるらしい。
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