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精霊の友として  作者: 北杜
二章 下人編
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閑話 男爵家執事の報告書1

私の名前はダミアン。ウィール男爵に仕える執事だ。

先代が戦争で亡くなりクレイン様が領地を治めている。私も先代の恩を返すためにクレイン様のお手伝いをして毎日を過ごしている。

クレイン様は前の戦争で武勲を立てて新しい領地をもらった。先代も武勲を立てて領地を守り、王国を守り名誉の戦死を賜った。父の死に負けずクレイン様は王国と領地を守っている。私はその事がとても誇らしい。

奥様のアンジェ様も伯爵家の令嬢なのに男爵家に嫁いでくれた。二人は恋愛結婚をしていて仲良くていらっしゃる。伯爵家から男爵家に嫁いだアンジェ様は以前の贅沢な生活と違うが何も文句を言わない。私たち使用人にも優しく接してくれて大変うれしく思う。

ご夫婦には、お子様が三人いらっしゃる。

長男のエイルド様は体を動かすことが好きで、勉強からはよく逃げ出す。剣で強くなり武勲をたてたい。勉強そっちのけで剣術をならう。男爵家跡取りなので自覚を持ってください。

長女のポアラ様はエイルド様と双子兄弟。勉強、魔法が得意で体を使うことが苦手な方だ。いつも本を読み過ごしている。会話もぶっきらぼうに話す。魔法も使えて家を守る兵達に当てる。ポアラ様に聞くと「動く的に当てているだけ」だそうだ。「魔法は人に当ててはいけません」とポアラ様に言うが、私の言う事を聞かないで兵達や使用人に当てる。ダンスが苦手でダンスの授業からは逃げる。これはエイルド様の真似をしているのだろう。

次男のドイル様は二人の性格を足して割ったような子供。勉強の好き嫌いがなくて一生懸命勉強をしている。将来は兄や姉の真似をして授業からは逃げ出したり、魔法を人に当てるかもしれない。このまま行儀良く育ってくれたら嬉しいが無理だと思う。ドイル様は良く兄の真似をするから将来は勉強から逃げ出すだろう。




クレイン様が農園の収穫祭から帰ってきたときの事だ。


「ダミアン、農園から一人使用人を連れてきたから鍛えてやってくれ。午前中は子供達と一緒に勉強をさせるから仕事は午後から組んでくれ」


新しい使用人?それも農園から。使用人の仕事は今の状態でうまく回っている。子供達と一緒に勉強をさせる?


「失礼ですが、お子様と一緒に勉強をさせると言いますと、新しい使用人は何歳ですか?」

「年齢は八歳だ。文字も書けて算術も得意。魔法も使えるぞ。子供達の良い競争相手になりそうだから連れてきた。それからレオナルドの仕事を手伝わせる予定だ。頼むぞ」


八歳の子供が文字を書けて算術も得意。魔法も使える。冗談かと思ったがクレイン様は冗談など言わない。いろいろ考えていると今度はレオナルド様が帰ってきた。何か疲れた顔をしている。


「クレイン様から聞いたと思うが新しい使用人の準備をすませてくれ。今日からここで寝泊まりをして明日から仕事を教えてくれ」

「急ですな、その子供はまだ来ていないようですが」

「今はこちらに来る準備をしている。ゴランと一緒に男爵家に来る予定だ」

「では慣れるまでは私の部屋に住ませましょう。仕事の内容ですが午前中は朝食の手伝いとお子様達と勉強を。午後は私達の手伝いですね。夕食の配膳を手伝わせて、後は雑務ですね」

「昼から私の仕事を手伝ってもらうから時間を空けて置いてくれ」

「八歳の子供にレオナルド様の仕事が務まりますか?」

「大丈夫だ、私の仕事くらいなら問題ない。将来は私の補佐をしてもらう予定だったがクレイン様に取られたよ。将来はエイルド様の補佐をさせるつもりらしい」

「優秀な人材ですか、私も厳しく教育をしましょうか」

「頼むぞ、では仕事に戻ってくれ」


レオナルド様と別れて新しい使用人の調整の為に男爵家の料理を担当している料理人のデカルの所に行く。

デカルは昔からこの男爵家で働いており私の次に長く勤めている。料理の腕も良いが新しい料理の事になると一直線に突き進む。


「デカル、新しい使用人が入ってくる。朝食の支度の手伝いをさせるから頼む」

「新しい使用人ですか?ダミアンさん。使いもんになりますか?」

「大丈夫だと思うが使えなくても育ててくれ」

「朝食の支度だけですか?」

「そのほかの時間帯は私の手伝いをしてもらう予定だ」

「わかりました」


次に侍女長に話を付けておくか。


「クララ、今日から新しい使用人が来るから頼むぞ」


デカルの妻のクララ、侍女長を務めている。デカル共々、私が信頼している人物だ。明るくていつもニコニコしている。アンジェ様とも良き関係を結んでいる。ただデカルを尻に敷いている結構、いやかなり強い女傑だ。


「あら、急ですね。用意が何もできていませんよ」

「部屋の準備は私の部屋で頼む。慣れるまでは私と寝起きを共にする。あとは服を頼む、もっていないはずだ」

「服を持っていないのですか?」

「農園からこちらに来るからな。服も汚いだろう。エイルド様くらいの新しい服を頼む」

「エイルド様くらいですか?まさか子供ですか?」

「私もまだ会っていないからわからないが、エイルド様と同じ年齢だ」

「そんな年齢で農園を務めて次に男爵家ですが?さすがにどうかと思いますが」

「クレイン様がお決めになった事だ。子供達と勉強にも参加するから良い服を頼むぞ」

「子供の勉強にも参加させるのですか?一体どんな子供でしょうね」

「明日から仕事を始めるからその時に紹介をさせる。もうすぐゴランと一緒に来るだろう。後の事は頼むぞ」

「かしこまりました」


部屋の用意や服などはクララに任せよう。私は他の所に行き仕事を再開した。




他の使用人から玄関にゴランが来たと連絡を受け、ゴランの所に向かい新しい使用人を見る。少し汚れているが顔つきは悪くない。礼儀も良く出来ている。お互いに自己紹介をして、私の部屋に向かう。クララにベットと服の準備をさせていたが準備は出来ていた。後は新しい使用人のトルクの身だしなみを整えてやる。濡れたタオルで体を拭かせて髪を整えて新しい服を着せた。ふむ、悪くないな。キチンと教育をした子供の使用人の格好になった。


「ほう、見違えたものだ。これなら男爵家でもうまくやっていけるだろう」

「ありがとうございます」

「では男爵家の決まり事や明日からの仕事内容を説明するぞ。朝起きたら朝食の準備からはじまって他の使用人の食事の配膳を頼む。それが終わったらエイルド様とポアラ様と一緒に勉強だ。二人の足を引っ張らないようにする事。勉強が終わったら昼食をとって私と一緒に仕事をしてもらう。仕事に慣れたら一人でしてもらうから早く覚えるように。夕食時には男爵様家族の食事の配膳を手伝ってもらい夕食後は掃除と明日の準備をしてもらう」


仕事の内容、男爵家の決まり事を説明していたら寝る時間になった。


「では明日、皆に紹介をする。トルクにも早く仕事を覚えてもらうぞ」

「はい、頑張ります」

「では今日はもう寝ていいぞ、明日から頑張ってくれ」

「では、おやすみなさい」


本当にこの子には早く使えるようになってもらわなければいけないな。

朝起きて、トルクと一緒に身だしなみを整えて仕事に向かう。

台所に向かいデカルにトルクの紹介をする。


「おう!ダミアンさん。これが新人か……」

「トルクだ、これから朝は食事の手伝いをしてもらう。トルク、料理長のデカルだ」

「初めまして、トルクです。よろしくお願いします。」

「おう、坊主よろしくな」

「デカル、後の事はたのむぞ」


後の事はデカルに任せて私はエイルド様の所に向かう。エイルド様はなかなか起きない上に二度寝をするので起こすのは一苦労する。

エイルド様を起こして着替えさせて食堂に連れていくのが私の朝の仕事だ。

男爵様家族が使う食堂にはみんなが集まっている。クレイン様が朝食を食べながらエイルド様とポアラ様に言った。


「今日から新しい子供の使用人が入った。なかなか勉強ができるから二人に良い刺激になるだろう。魔法も使えるようだから二人とも仲良くしてくれ」

「あら?あなたその話は初めて聞いたわよ。どこの子供なの?」

「レオナルドが辺境の村から連れてきた子供でな。文字が書けて算術も得意。魔法が使える子供だ。レオナルドは自分の補佐にする予定で連れてきたのだが、エイルド達の良い友になってくれればと思ってな。一緒に行動をさせて将来はエイルドの右腕になってもらいたいと思っている」


クレイン様の評価はかなり高いようだ。これは教育を間違ったら大変だ。


「他の女との子供ではないのですね、勘違いをしました」

「そんな事はしていない。私はアンジェしか見ていないのだから」

「クレイン様、アンジェ様。子供達の前ですよ」


新婚夫婦のような二人だ。仲が良い事はいいことだが、もう少し場所を考えてもらいたい。


「父上、そいつは強いのですか?」


エイルド様、使用人に強さは必要ありません。


「さあな、試してみるといいぞ」

「父上、その子は魔法を当ててもいいの?」


ポアラ様、使用人に魔法を当ててはいけません。


「大丈夫だろう。相手も魔法を使えるから魔法で防御するだろう」

「ポアラ、人に魔法を使ってはだめよ」


アンジェ様が優しく言うがトルクに魔法を当てるだろう。後でトルクに注意をしておこう。




クレイン様達の朝食が済み、私も使用人達と食事を食べに食堂に行く。使用人のみんなも集まっているのでトルクを紹介する。


「今日から働くトルクだ。よろしく頼むぞ」

「初めまして、トルクです。今日からよろしくお願いします」


食事を食べる席は自由だが今回はデカルの横に座る。


「デカル、トルクはどうだ。使えそうか?」

「おう、トルクはすごいな。魔法で樽に水を入れて薪に火を付ける。料理の才能も有るし、よく働く子供だ。オレの弟子にしたいくらいだ」

「そうか、では今後も朝は任せるぞ」


トルクは無事に仕事を出来た様だ。なかなか良い人材がはいってきたな。

食事を食べてトルクを連れて男爵様家族がいる勉強部屋に向かう。


「ダミアン、トルクを連れてきたか。紹介しよう。この子はトルク。今日からお前達と一緒に勉強をする。トルクに負けないようにお前たちも勉強を頑張れよ」

「トルクか、オレの名はエイルドだ、よろしくな」

「私は、ポアラ。よろしく」

「クレイン様よりご紹介に預かりましたトルクと言います。勉強で皆さんの足を引っ張らないように心掛けます。これから宜しくお願いします」


トルクは礼儀作法も出来るのか、この子はどこかの貴族の子供ではないか?私もクレイン様、アンジェ様、ドイル様と一緒に勉強部屋から出てクレイン様に聞いてみる。


「クレイン様、トルクはどこかの貴族の子供ですか?」


「そうだ、妾の子供でな。母親と一緒に父親から捨てられたらしい」


そのような過去があったなんて、結構苦労をしている子供のようだ。


「貴方、トルクの母親は今どうしているの?」

「母親は心労で病に伏せっているらしい」

「その母親もこちらに来ることは出来ないのですか?トルクが可哀そうですね」

「病が治るまでは無理だろうな」


トルクは病人の母親の為に男爵家に来たのか。まだ子供なのに可哀そうに。




しばらくしてエイルド様達の勉強の時間が終わった。教師に今回の勉強の事を聞いてみる。トルクはキチンと勉強は出来たのでしょうか。


「今回の勉強は如何でしたか?」

「エイルド様は今回も逃げましたが、トルクが連れ戻しました。ただ勉強法を変える事になります。少し考えますので失礼をします」

「ポアラ様もダンスが嫌で逃げましたが、トルクが連れ戻しました。ポアラ様の踊り方を考えますので失礼をします」


二人とも虚ろな表情で自分たちの部屋に戻っていった。一体何があった。教師二人はクレイン様に報告をさせよう。

昼食が終わって、トルクに仕事を教えようとしたがトルクは何処に行った?

探していると他の使用人からエイルド様と鍛錬場で模擬戦をしていると聞いたので鍛錬場に向かう。

鍛錬場にいってみたらエイルド様とトルクが戦っている。エイルド様は子供の頃から剣術の勉強をしているのに良い勝負をしている。トルクは剣の才能も有るようだ。

トルクを回収したら一緒に掃除をする。はたきで埃を落とし窓の掃除、床のごみを集めて捨てる等々を教えながら掃除をする。しかしトルクは賢いな。一回聞いたことは直ぐに覚える。本当に良い人材が来たものだ。

夕食の時間には男爵家の食事の配膳を覚えてもらう。今日の報告を聞かれたら直ぐに答えられるようにとの配慮だろう。

配膳の準備が終わり食事をとり始める。クレイン様が今日の出来事を子供達から聞いたりしている。主にトルクの事だ。


「今日はトルクが居たからとても楽しかった。父上、今はトルクに剣術を教えています。結構筋が良いとレオナルドも言っていました」

「ほう、勉強だけではなく剣術の腕も良いのか。トルクに剣術を習わせても良いと思うがどうだろうか?」

「良いことと思われます。しかしトルクにも仕事が有りますので毎日は無理でしょう、せめて三日に一回位ではないでしょうか?」


トルクには男爵家の仕事も有る。仕事を覚えてもらってその合間にエイルド様の遊びに付き合ってくれれば良いだろう。しかし。


「父上、トルクは魔法が得意と聞いた。一緒に魔法の勉強をさせてほしい」


ポアラ様もトルクと魔法の勉強がしたいと言っている。男爵家で魔法を使えるのはポアラ様だけだから一緒に勉強をしたいのは分かるが。


「これ以上は無理でしょう。仕事に差し障ります」

「だが、レオナルドもトルクを使いたいと言っていたがどうする?」

「トルクの仕事が減ります。これ以上は無理かと」

「ではエイルド、ポアラ、レオナルドで使うか」


……トルクの仕事量が増えたな。子供だから体力があまり無いはず、体調管理には気を付けておこう。


「あらあら、トルクはモテモテね。私もドイルの事を頼もうとしたけどこれでは無理かしら」


奥様、これ以上は無理でしょう。これ以上はトルクが壊れます。




みんなの食事が終わってトルクと一緒にクレイン様の所に向かう。

執務室で今日の事をクレイン様に報告をする。家の事は私が、経理・領地の事はレオナルド様がする。子供達の勉強の事は夕食前に教師からクレイン様に報告が入っている。


「今日の勉強の事は教師に聞いたが、あまり要領を得ない。トルク、なんでエイルドとポアラは勉強から逃げ出しそして勉強に参加するようになった?」


前から勉強から逃げ出していたエイルド様とポアラ様だが、なぜ逃げていたかは分からなかった。教師が言うには「やる気がない」「集中力が無く勉強をする姿勢が無い」「将来の事を考えていない」「自分の好き勝手にしている」「踊りの練習も才能が無いと分かっているから逃げている」など、「自分達は間違っていない。きちんと勉強をさせている。」と言っていた。しかしいつも逃げているのは勉強法がおかしいからだと思ったクレイン様は、トルクと一緒に勉強をさせることで二人のやる気を出させるに至った。

そして、今日は教師の言っている内容が良く分からない報告だったらしい。「エイルド様は剣術に結び付ければ賢くなる。計算も得意になるでしょう」「ポアラ様のダンスも上手くなりました。相手に合わせなければ上手くなってます」よく分からない報告だ。


「まず、エイルド様ですが、頭を使う事が苦手で体を使う事、剣術が好きな方です。将来は剣で生きていくと言う位に剣が好きな方です。だから勉強をする事で剣術が強くなると騙しました。歴史の勉強をするのは過去の剣術の強い人の事が分かる、地理を勉強することによってその土地の強い人がいる場所が分かる、計算もする事で相手の攻撃のパターンが分かったりして攻撃の際に有利になる、ダンスを習うことによって足運びが上手くなる等々を言って授業に参加をさせました」


なんですかその答えは。どう返事をすればいいのだ?


「ポアラ様ですが、ダンスの授業で逃げ出した理由は上手く踊れないとの事ですが、実際には上手く踊れます。上手く踊れない理由はポアラ様がリードされて踊る、相手に合わせて踊る事が出来ないからです。相手に合わせるのが苦手だと思います。他の事も相手に合わせるのは苦手ではないでしょうか?勉強などは自分の主体で出来ますが、相手に合わせる事、礼儀作法も自分の主体でない場合は苦手なのではありませんか?」


レオナルド様もどう答えれば良いか考えている様だ。


「そうか、それで対応はどうすれば良い?」

「えーと、とりあえずエイルド様は今後の教育で跡取りの自覚をはっきり持たせる事でしょうか。ポアラ様は他の人達の考えが分かるようになれば相手に合わせる事が出来るのでないかと思います」

「分かった、後はいいぞ」

「トルク、食事を取って今日は休みなさい」

「今日はご苦労だった」

「では失礼をします」

……トルクが執務室から出ていき、今後の話し合いをはじめるのだが誰も声を出さない。

今日はトルクと一緒に仕事をしてみて分かったが事がある。トルクは男爵家に必要な人物だ。絶対に男爵家の為になるだろう。


「さてレオナルド、ダミアン。トルクの件だが男爵家に必要になると思うのは私だけかな?」

「極めて有能な子供です。勉学・魔法のほかにも剣術の才能も有ります。将来はこの男爵家の為になるでしょう」

「必要になるでしょう。お子様達にも好かれています。勉強にも参加させて直ぐに結果を出しました、この一日だけで良く理解が出来ました。仕事も直に覚え、デカルにも気に入られています」

「ダミアン、少し仕事を減らして私の仕事の手伝いは出来そうか?」

「今でもギリギリです、レオナルド様。朝の料理の手伝い・勉強の参加。昼食後には時間は有ると思いますがエイルド様かポアラ様と一緒に剣術の勉強か魔法の勉強。夕方は夕食の準備に配膳の仕事。夕食後は明日の段取りが有りますので使える時間は昼食後ですね、何も無いなら私が仕事を押し付けます」

「これ以上はトルクの体力が持たないのではないか?いずれにしろトルクの教育は任せるぞ。レオナルド、ダミアン」

一人の使用人が入って来ただけでこんなに考えた事はいままでなかった。

今日一日だけで色んな事があった。私も早く寝よう。


誤字脱字、文面におかしな所があればアドバイスをお願いします。

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