『シャウトギルト』設定
別作『シャウトギルト』の設定です。
ネタバレ注意。
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比嘉 草一
男、十八歳
『彼岸花』
秋にしか活動しない請負人、『四季の部屋』というサイトのイースターエッグに書かれた連絡先は比嘉の携帯のメールアドレス。
決まった武器はない。左腕は事故でなくしたことになっているが、実際は『雷雨』という殺し屋にやられたもの。
普通に学校に通い、普通の人を演じている。
遠野を業界に入れたのはコイツ。
趣味は御朱印集め。
「案の定の出来」
日常:遠野、辻
仕事:終、銃身
The余談・「彼岸花」の名前は、苗字の「比嘉」と、「草」というワードから花を連想したため。
最初はストレートに「リーフ」とかさせるつもりでしたが、面白くなかったのでデータのモクズになりました。
遠野 冬
女、十六歳
『終』
彼岸花、銃身と活動する暗殺者。二人より若いが、技術は(年の割に)高い方。また、彼岸花とは幼なじみ。
首を折ることで殺す場合が多い。人体の急所を狙ってくる。
両親が共働きで、ちょくちょく彼岸花の家で寝泊まりしている。
趣味は手芸。
日常:比嘉さん、辻さん
仕事:彼岸さん、銃さん
「ロクな生き方じゃない」
The余談・「終」の言い方は結構特殊で、実はこれ、柳田國男の『遠野物語』の原文で使われています。なので苗字を遠野にして、下の名前は「終」の右、「冬」しました。
辻 真也
男、十八歳
『銃身』
狙撃専門の暗殺者。あまり冗談を言わず、終によく話し相手にされている(銃身曰く、「終の面倒理論」)
彼岸花とは相性が良く、性格も真反対ながらよく気があう。いちおう、『四季の部屋』のカモフラージュ写真を撮っているのはコイツ。
趣味は写真撮影。
日常:比嘉、遠野
仕事:彼岸花、終
「風景を切り取るのが仕事だ」
The余談・実はコイツの名前が一番悩みました。最初は『十 真也』の予定でした。いちおう、十と書いて「つじ」と苗字では読むことはあるらしいですが、それでは直球すぎるので、似た文字の「辻」を使いました。
雷雨
本名不明、男、年齢不明
彼岸花の左腕を持っていった張本人。当時、雷雨と彼岸花の狙った標的が同じで、とあるいざこざが起き、彼岸花と喧嘩(?)をすることになった。
最終的に標的を始末したのは雷雨。彼岸花は特にコイツを恨んでいたりはしないが、また会うのは嫌な奴とは思っている。
道具はナイフ二本。
The余談・多分、作品には出てこない予定の脇役。なんとなく彼岸花の左腕の理由が欲しかったという理由だけで作られた人物。
この「雷雨」という名前は、コイツを考えている時、外は大雨で雷もなっていたからというどうでもいい理由。
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