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だって恋しちゃったんです  作者: こまこ
1/3

だって恋しちゃったんです 前

「ねえ先生、好きよ?」

「・・・・・・プリント五枚追加な」

「五枚分も一緒にいられるの?やったあ!」

「・・・もういい、園村妹、お前もう帰れ」


私を見ながらとってもとっても嫌そうな顔をする先生に、私はにっこりと笑顔を返した。

そんな、うんざりする先生も大好きなの。

恋する乙女はこれくらいじゃへこたれないのよ。







初めて会った時のことは、忘れもしない。あれは、雪が降っている日だった。




目を開ければ、白い色が見えた。天井だ。

そのままぼんやりと、白い天井を見つめていると。


「・・・目が覚めたか?」

「・・・え?」


知らない声。男の人の声。

まだよく回っていない頭のまま、声のする方に視線を向ける。

数メートル離れたところから、振り返って私を見ていたのは、白い服を着た人。よく見れば、白い服は白衣らしいことが分かった。

白衣、というと・・・ここは、病院?でも・・・。

そう思いながら、今度はあたりに視線をめぐらす。

ベッドわきのカーテン。これは病院にもあるけれど。

ファイルがびっしりと入っている棚に、簡易水道、他の棚には薬のケースがたくさん入っているのが見える。

そして、男の人が座っている椅子に、これまたファイルが山積みされた机。あのスチール机、中学校でもよく目にしている気がする。


「ここはどこだろう、って顔してるな」

「え・・・」


気が付けば、男の人がすぐ近くまで歩いてきていた。


「ここは明房高校の保健室だ」

「・・・明房高校、の、保健室」

「そう。・・・どうしてここにいるのか、覚えてないか?」

「・・・ええと・・・」


私はまだ中学生。明房高校、は、私が希望している高校で。

少しずつ、記憶がよみがえってくる。

そう、そうだ。今日は受験の日で。でも実は朝から高熱が出ていて、家族に止められたけど、それを押し切って受験に来て・・・。

試験、全教科受けたのは覚えてる。ようやく終わった、って思ったもん。

でも、そのあとは・・・?


「試験の後、廊下で倒れたんだよ」

「・・・え、倒れ・・・」

「受験生が騒いでるから何事かと思ったら、廊下で一人倒れてるし。頭は打ってないようだったから、そのまま保健室に連れてきて」

「・・・・・・」

「家に電話したよ。もう少ししたら迎えが来るはずだから」

「あ・・・す、すみません」

「朝から熱があったんだって?そういう時は、高校に連絡入れるんだよ。日にちを改めるのは・・・難しいかもしれないが、保健室受験とかもできるだろう?」

「・・・はい」


この人、そっか、この学校の先生なんだ。保健室の先生、とかかな。

先生の言葉を聞きながら、反省しながらも、でも頭を占めているのはこんなことを起こしちゃって不合格にならないか、の心配だった。

だって、どうしても受かりたかったんだ、この学校に。

なぜって。


「くるみ!」

「・・・お兄ちゃん!」


突然部屋の中に響き渡った声に、体を起こして起き上ろうとする。

と、しばらく横になっていた体は突然の姿勢変換についていけず、私はもう一度ベッドに倒れこんでしまった。

その時気づいた氷枕。氷に水が揺れるのに合わせ、頭もゆらり、と枕と一緒に揺れる。ひんやりと気持ちがいい。


「おー、園村」


園村、の声にどきりとする。視線を上げて見れば、お兄ちゃんに向かって、ひらりと手を振る先生。それを見て、ああお兄ちゃんのことか、と納得する。

そっか、そうだよね、この学校の先生なんだからお兄ちゃんのこと知ってて当然なんだ。


「扉はノックしような」

「あ、す、すいません!つい」

「ま、気持ちはわかるけどな。たったさっき目が覚めたぞ」

「ありがとうございます」


そう言って早足で駆け寄って来てくれるお兄ちゃん。

この人が、私がこの学校を受験する理由。


「くるみ、大丈夫か」


心配顔のお兄ちゃんに、安心してなんだか泣きそうになる。

大好きな大好きなお兄ちゃん。うちは両親共働きで、お兄ちゃんと一緒にいる時間が一番長くて。昔から、いつも後ろにくっついて歩いてた。

格好よくて、誰にでも優しくて、自慢のお兄ちゃん。ブラコンと言われても構わない。だって、本当に大好きなんだもん。

だから、どうしてもお兄ちゃんが通うこの学校に私も通いたかったんだ。


「お母さんは?」

「母さんも父さんも仕事抜けられないって。ごめんな。だから俺が迎えに」

「そっか・・・。ううん、ごめんね」

「だーから、熱があるならやめろって言っただろ?」


一見怒ったように見せながらも、私の髪をぐしゃぐしゃかき回すのは優しい手つきで。

その手が少し汗ばんでいたことに、急いで来てくれたのを実感して、そこでようやく心から反省した。


その後は、先生に体温計を渡されて、検温して。

熱は高くはないけど、平熱よりはやっぱり高くて、結局先生が車で家まで送ってくれることになった。

学校から家までは車で20分くらい。

緊張していたからか、体調が良くないからか、20分がとても長く感じる。


「すいません、何から何まで」


そう言って、横でお兄ちゃんが運転する先生に頭を下げる。私も慌てて、一緒に頭を下げた。


「気にするな、と言いたいが・・・。お前は、妹に自己管理の大事さを教えるんだな」

「・・・うう」


ちょっと耳が痛い。というか、お兄ちゃんは悪くないんです。私が押し切って行ったんだから。とは思っても初対面の、しかも受験先の先生に言えるはずもなく。

・・・受験、だったんだよなあ。熱出して、車に乗せてもらって、の状況からはあまり考えられないけど。

先生の後姿を見ながら思うのは・・・私の結果、どうなるんだろう、っていうこと。

ずっと気になってはいた。考え始めたら止まらない。だって、本番は今日の一回きり。この合否で、私のこれからの三年間が決まる。


「・・・何か聞きたいことがあるか?」

「え?あ・・・え、と」


いいのかな、聞いて。

でも、受験先の先生に、受験のことを聞くって、ありなのかな。

なかなか勇気が出なくて、口をもごもごさせていると。


「試験の結果、か?」

「え!?あ・・・そ、そうです・・・!」


何でわかったんだろう。首をひねっていると。


「何でわかったか、なんて、起きてからずっとそんな顔で俺のこと見てるだろう?倒れちゃって、悪い印象を残して、不合格になるんじゃないかって」

「・・・・・・!」

「まあ、高熱が出てる状態で試験を受けようなんざ、自己管理がなっていない以外の何ものでもないが。でもそれくらいには明房高校を希望してるってことだろ」

「・・・・・・」

「その判断は正しくなくても、な。まあ、今日のは筆記試験だ。倒れたのは合否に関係ない。ただ熱が出てる状態で、どの程度問題が解けたかはわからないけどな」

「・・・はい」


・・・何となく、だけど。でも。

頭ごなしに私のこと否定してるんじゃなくて、私の気持ちも、考えてくれてる、よね。

はっきりした物言いで、まあ事実だし、一見きつい言葉のようだけど。でもその中にちょっぴり入った優しさが感じられるのは、やっぱり、先生、だからなのかな。


「広沢先生、今日は試験監督ですか」

「そうだよ。暇でしょうがなかった。何度あくびをかみ殺したことか」

「・・・先生、そんなこと生徒、っていうか、受験生の前で言わないで下さいよ」

「ああ、そういえばそうだったな」


そう言って、笑う。ミラーに映った先生の細長の目が、さらに細くなる。

私の視線に気が付いたのか、ミラー越しに先生が見返してくる。

視線が合って、思わずパッと視線を落とした。


「でも、どうして広沢先生がついててくれたんですか?保健室の先生は・・・」

「ちょっと急用があってな。園村妹の手当てをして帰って行ったよ。俺は今日日直なの」


その会話を聞いて、そっか、保健室の先生じゃなかったんだ、と思う。

チラ、とお兄ちゃんを見れば、先生はお兄ちゃんの担任なんだと教えてくれた。


「ちょっと先生、園村妹って」

「だってどっちも園村だろ」

「そうですけど」

「だろ?」

「だろ、って・・・」


そう二人のポンポンと交わされるやりとりの中、もう一度そっと、今度は気が付かれないようにミラーを見る。

先生は、広沢先生というらしい。まだ若いはずだけど、目じりに笑いじわができてる。

お兄ちゃんはもちろん格好いいけど、でも、先生もなかなか・・・。

学校でももてるんだろうな、なんて思ったあたりで車の速度がゆっくりと落とされ、音も立てずに止まった。




「気分悪くないか?」

「あ、えと、だ、大丈夫です」


車のドアを開けてくれた先生。先生の言葉に、大丈夫です、とうなずく。

座席に座ったまま、足だけ外に出す。ヒヤリとして上を見上げれば、ちらり、ちらりと雪が降っていた。雪が目に入りそうになって、慌てて顔を下げる。


先に玄関の鍵を開けて、荷物を置きに行ったお兄ちゃん。

必然的に、私と先生の二人きりとなった。

いや、二人きりって何。なんか変な言い方だよ、先生なんだよ、中学校だってよく一対一で話したりするじゃん、と一人で心の中で突っ込む。

でも、さっきミラーで目が合った後から、なんだか落ち着かない。なんでか分からないけど。

早くお兄ちゃん、戻ってこないかな。


「お前、園村っ子なんだな」

「え?」

「お兄ちゃんが大好きなんだな、ってこと」

「え?え?え、ええ?」


いや、まあ、そうなんですけど!大好きですけど!

何だか人から言われると・・・恥ずかしい。

顔が赤くなってないかな、と思って、もし赤くなってもあたりはもう暗くて見えないだろうけど、パッと両手で頬を覆う。


「・・・分かりますか」

「まるわかり」

「え、ええー・・・」

「特にさっきの保健室でのやりとりとか。体中から好きオーラ出してただろ」

「そ、そんなこと!」


ない、とは言えません。でも、そんなに態度に出してたのかな。いけないいけない、もうすぐ高校生なんだし、人前では一応気を付けないと。


「まあ、お兄ちゃんが好き、もいいけどな」


その言葉と一緒にふってきたのは、大きな手。

それが、私の頭に積もっていたらしい雪を、サッサッと払う。


「まずは自分を一番に考えなさい」

「・・・?」

「今回のことも。今回はちょっと倒れただけだったけど、さらに重症になってしまったらどうするんだ?こじらせれば、へたすれば命にかかわる場合もあるんだ」

「・・・・・・」

「それに、そのためばっかりに無理すれば、その大好きな『お兄ちゃん』や他の家族はどう思う?悲しませたいわけじゃないんだろう?」

「そ、れは・・・そうですけど」

「じゃあ、自分のためにも、周りのためにも、限界以上の無理をしない。できるな?」


雪の中、静かに響く声。先生の顔は、真剣だった。

そう、だよね。確かに、今回、私のわがままでお兄ちゃんや、きっと両親にも、心配をかけちゃった。もしかしたら、・・・この先生、にも。

大事な試験だし、今回だけは、と思ったけれど、でも、結果的に倒れちゃったんだし。


「はい。気を付けます」


先生の言葉に、素直にうなずいた。

やっぱり、『先生』はすごい。言葉がすんなりと心に入ってきて、素直に受け入れられる。

すごいなあ、と改めて思っていたら、さっき雪を払ってくれた手で、今度はぽんぽんと優しく頭をたたかれる。


「受験、受かっているといいな」


優しい声。向けられた、小さな笑み。そして、お兄ちゃんじゃない、お父さんでもない、そのあたたかい手の感触を意識した瞬間、心臓がとくん、と動いた。


「・・・・・・え?」

「・・・?どうかしたか」

「あ!い、いえ・・・」


何、今の。

何でもない、何でもないと思えば思うほど、心臓の鼓動が気になってしょうがない。

頭の上にのっている手も。


早いとこ、家に入ろう。そして、お礼を言って別れるんだ。そうだ、それがいい。

そう思って、車から降りようとする。その動きを察したからか、頭の上の手が離れていった。手が離れて冷たい空気に触れて、さっきまで乗っていた手のほんわりとしたあたたかさを名残惜しんでいることに気づいて、それに自分で驚いてしまって。

そんなことに気を取られていたからか、降りようとした足がふらついて。そして。

お決まりのように。

先生に、転びかけのところを支えてもらった。


「・・・っわあ・・・!」

「おい、大丈夫か?」

「・・・・・・」

「・・・?おい・・・」


掴まれた腕が、熱い。

そう思うと同時に、ドックン、と心臓が大きく脈打つ。それをきっかけに、脈がどんどん速くなるのが分かる。

・・・何だ、これ。え、何、何なの、これ。


「お待たせしました!」


遠くでお兄ちゃんの声が聞こえる。

その声で、こんがらがった思考が一度止まって、ようやく体が動いて。


「も、もう大丈夫です!ありがとうございました!」


そう早口でまくし立てて、支えてくれている手を振り払って、私はそのまま家に駆けこんだ。







「・・・あった・・・!!」

「え、どこだ!?」

「ほ、ほら、あそこ!あそこ!!」


受験番号がずらりと並んだ紙を指さす。何度見ても、確かに、私の番号。

隣では、お兄ちゃんが私の番号を見つけたようで、ああ良かった、と笑顔で喜んでいる。

その心から喜んでくれている様子に嬉しさを感じながらも、私は視線をめぐらせた。

探しているのは、あの人。


「・・・・・・い、た」


あの白衣の背中。間違いない。保健室の先生じゃないのに、白衣がよく似合ってる。

あの時、そんなにまじまじと見たわけじゃない。会ったのだって、あの一日だけ。でも。


「あ、あの、お兄ちゃん」

「おー、行って来い」


にか、と笑って手を振るお兄ちゃん。

え、私何もまだ言ってないんだけど・・・。


「・・・え?」

「ほら、広沢先生、行っちまうぞ」


その名前に、どきりとする。


「え?・・・え!?ど、どうして・・・」

「どうしてって・・・だって、あの受験の日からお前、ずっと広沢先生のこと考えてただろ?ぼんやりして、何言っても心ここにあらず、って感じで」

「・・・・・・」

「受験の合否が心配なのかと思ったけど、そういう感じともちょっと違うし。あの時のこと話そうとすると真っ赤になって部屋にこもっちまうし」

「・・・・・・!」

「まるわかり、てか隠そうとしてたんだ、あれで?」

「だ、な、だって・・・!」


顔が熱い。やだ、バレバレだったんだ。

確か広沢先生にも、お兄ちゃんへの態度がまるわかりだ、って言われた気がする。

お兄ちゃんの指摘に焦りながらも、私、隠し事がもう少し上手にできるようにしなくちゃ、と心に誓う。


「ほら、母さんたちには俺が連絡しとくから」

「う、うん」

「行って来いよ」


そう言って頭を撫でてくれる手。安心する手。大好きな手。

でも。

それとは違う、お兄ちゃんのよりも、大きくて骨ばった男の人の手。誰よりもドキドキする手のことを忘れたことは、受験からこれまで、一日もなかった。


「い、行ってくる!ありがとう!」


そう言って、私は駆けだした。




「せ、先生!」


先生は歩いているのに、速い。私よりも足が長いからかな。

行かないで、と懸命に追いかけた。

先生は、私の声にゆっくりと振り返る。


「・・・・・・ああ、園村妹、だっけか」


私の顔を見て、一瞬考える素振りを見せた先生。

そうだよね、会ったのはあの時一度きり。忘れられてもしょうがない。

でも、思い出してくれた。それが嬉しい。


「そ、そうです。園村、くるみです」

「おー、久しぶりだな。ああ、今合否発表してるもんな。見に来たのか。結果、どうだった?」

「お、おかげさまで、う、受かりました!」


緊張しすぎて、声が裏返ったかもしれない。

だって、会って、まだ二回目だ。それなのに、こうやって話しかけるなんて、緊張しないわけがない。


「そうか、合格したか」


そこで、ようやく、私の方にしっかり向き直った先生。

そうして。


「良かったな」


あの時と同じ。頭に、ぽん、と優しく手をのせた。


「おめでとう」


その言葉に、合格したことと、先生にまた会えたこと、こうやって話ができたこと、おめでとうって言ってもらえたこと、色々なことで気持ちがいっぱいいっぱいになってしまって、思わず涙ぐんでしまう。

あたたかい手。忘れようとしても、忘れようとすればするほど、強く思い出してしまった、この手。

きっと先生にとっては、受験して合格した、ただの一生徒にすぎないんだろう。でも。

でも、私は。


「あの、先生」

「何だ?」

「受験の日、ありがとうございました」


そうやってぺこりと頭を下げた。だって、あの日もお礼を言ったけど、結局投げやりな感じになってしまったから。最後は顔も見ずにお礼を言って、その後家に入って顔も見せなかったんだし。今考えたら失礼すぎるよね。

そうして下を向いているうちに気持ちは落ち着いてきて、こみあげてきた涙は、流れることもなく少しずつ引っ込んでくれた。


「ま、これからは気をつけなさいな」

「はい」


顔を上げると同時に、頭の上の手も離れていく。

そうして、それじゃあ四月にな、と言ってまた踵を返そうとした先生に、私は声をかけた。


「先生」


振り向いた先生の髪が、光が当たって少し茶色く見える。風が吹いてさらりと流れるのを見て、髪、柔らかそうだな、と思う。

少しだけ、細くて長い目。

あの時は、緊張して逸らしてしまったけど。

今日はもう、逸らさないよ。


「・・・ん?まだ何か・・・」

「私」


息を吸った。そして、私にとって、最高の笑顔をつくる。


「私、先生に恋しちゃいました」


その時の先生の顔、私はきっとこの先ずっと、忘れない。

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