025⚫️また、別のタイプに出会う
「別の調査艦隊が、’トリケラトプス’型巨大戦艦を見つけただと!」
「はい、ヤマシタ司令長官。これは、明らかに知的生命体の存在を示しています。」
「それも、人類とは異なる異種族の可能性が高い。闘血鬼が人類とその祖を同じくすることと、大きく異なります。」
「うーむ。’ティラノサウルス’の曳行は終了しているのだな?」
「はい。研究機関で鋭意調査を続けています。」
「よし。全調査艦隊に通達。テラ宙域外縁部を捜索せよ、と!」
「了解しました!」
と、いうことで、我々はまたもや辺境宙域にいる。
そろそろオカも恋しくなってくる。
行きつけのパブ風景が、ふと脳裏をよぎる。
みんな、疲れてないか?
’その他’は自分の空想に空想を重ねて、一大叙事史を書いている。
もちろん、勤務時間外のことだが。
’操舵手’はその推敲係。手厳しくも丁寧なアドバイス、
もう合作・共著と言っていいんじゃないか?
クドーは司令部を通して伝わる研究機関の極秘ファイルを読みふけっている。
彼は、こういう’未知’なものって、好きだからな。
’神々の足跡’も彼が教えてくれたんだったな
。確か、提唱者はドクター・ミヤチタ?ミヤシタ?
いや、ミタシカ?まあ、そんな名前だったかな?
ルナは「初任者任用期間従事練習生」期間を終えた後の配属先面接の準備に余念がない。
できれば、調査艦隊ではなく、もっとエリートコースを歩んだほうがいい。
辺境をあてもなくウロツク、という状態が何日も続いたある日ある時、
我々は遭遇してしまった。
・・・’モササウルス’型巨大戦艦である!




