今朝日記
今朝は朝食を摂らずに済んだ。一食分の費用が浮いたと考えると、順調な一日の始まりといえるのではないだろうか。学生時代と比べて、このところ食が細くなってきた気がする。学生の頃は朝から牛丼屋に入るほどの元気があった。
昨晩、私は暖房を二時間で切れるよう設定しておいた。スマートフォンによると、現在の気温は五度。少し身をよじるだけでも凍てついた空気が肌に刺さる。一人暮らしを始めて、部屋着を着ることがなくなった。この小さなアパートの一部屋にいる間は専ら下着しか身につけていない。それと関連があるのか、はたまた偏食の影響かはわからないが、腹回りの脂肪が気になってきた。ベルトの穴などは昨年より二つ外側にして、ようやくちょうど良い具合になっているのだ。
私は普段、朝にテレビを見ない人間なのだが、何となく今朝は冷えきったリモコンを触ってみた。朝の連続テレビ小説が終わって、その次の番組に移っていた。テーマは倍速視聴。中々に興味深い話題だと感じた。午前の情報番組を稀に見る機会があるが、こういう番組を見て過ごせるような、時間を贅沢に使える生活を送りたいものだ。
テレビの時計は午前九時十五分を表示していた。誤りであってほしかったが、いくら何でもテレビ局が、災害や事件が起きているわけでもないのに時刻を誤って報じるとは思えない。実は今朝起きたのは、設定しておいたスマートフォンのアラーム機能によってではない。枕元に置いてあったそれは無意識のうちに止められていた。職場の上司からの電話によって目覚めたのである。
これは一体どうしたことだと冷静になるために、世の人々がやっているらしい日記というものを、私もしてみようとしてここまで書いた。あの鬼上司といえど、五体投地すれば何も言うまい。その覚悟を決めたところで、今朝は筆を置こうと思う。




