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10話

遅くなりすみません。小説の書き方の動画を見ましたけど、あまり上手く書けません(;_;)


それでもとにかく書き続けようとおもいます!


それでは本編へどうぞ。

次の日の朝俺はいつもより早く目が覚めた。幼稚園児の遠足と同じで、ワクワクしすぎてすぐに目が覚めてしまったのだろう。俺は二度寝しようと思ったが、意識が覚醒していたので、俺が転生してからは初めての料理を作ろうと思った。


俺は朝ごはんの準備に取り掛かる。今日の朝ごはんとして、まずパンを焼き、目玉焼きをハムと一緒に熱を入れる。そして、俺が得意なフルーツポンチを作る。久しぶりにしては上出来だと思う。


作り終わって俺がテーブルに朝ごはんを並べていると母さんが起きてきた。


「あら?優君、こんな朝早くにどうしたの?………ッ!ま、まさか、朝ごはん作ってくれてたの?へー、優君料理までできるなんて……!ありがとう!優君」


そう言って母さんは雪菜ねぇと百合を起こしに行った。俺はそこまで喜ぶものか?と思ったが、次は昼ご飯でも作ってあげようと思った。実は俺が一番喜んでいたのが俺だったのは言うまでもない。


「おはよ〜、優くん。」 「おはよう、おにぃ」


雪菜ねぇと百合が目をこすりながら、リビングのドアを開ける。


「朝ごはん作ったからみんなで食べよう!」


俺がそう提案すると、先程まで半分閉じかかってた雪菜ねぇと百合の目がぱっちりと開き、


「え、ゆ、優くん料理できるの?!」

「おにぃが料理できるなんて……!」


といった具合に驚いていた。朝ごはんを作っただけで喜んでくれるので、俺は これからもっと多くの料理を作ってあげよう と思った。


『いただきま〜す!』


俺たちは手を合わせ朝ごはんを食べた。俺はみんなで食べるご飯がこんなに美味かったのかと久しぶりに感じ、泣きそうになった。


「優君どうしたの?」


と心配そうに母さんが聞いてきたが俺はもちろん言えるわけがなかったので軽く流した。


母さんは本当に大丈夫?という顔をしながらもフルーツポンチを食べていたが、フルーツポンチが意外にも美味しかったらしく、話題はフルーツポンチへと向いた。


「おにぃ、これどうやって作ったの?」と、百合が聞いてきたので俺は作り方を教えた。明日からはフルーツポンチが出るのは言うまでもない。


こうして俺の朝食が終わり、家の玄関をくぐり学校へと向かった。



学校へ着くとみんな普通に接してくれるようになっていた。俺がアイドル説は奇跡的に収まったが心の奥では疑っているものもいると思ったが、意外にも普通に接してくれて安心した。


「おはよう、優斗。やっと収まったねー。でも優斗は気づいてないと思うけど眼鏡かけててもイケメンだからねー。俺は気付いちゃったなぁ。」


俺が席に着くと匠は話しかけてきた。実はこの1週間で俺と匠はさらに仲良くなっていた。このクラスもあまり壁が無くなってきているが、俺が唯一信頼できる親友だ。だからこそ、俺は俺がアイドルをやっていることがバレるだろうとは覚悟していたがこんなに早くとは思ってもみなかった。


「なんで匠は俺がアイドルだと思うんだ?この話はとっくに違うということになっただろう。」


俺は匠に恐る恐る聞く。


「なんか違和感があってねー。それで何度もそのシーンを動画投稿サイトで見直してたんだ。そしたら、あることに気づいてねー。」


「あることって?」


俺は全く心当たりが無かった。しかし匠は得意げに言った。


「癖だよ。」


「癖?」


「そう、癖だよ。優斗は緊張すると必ず手を胸に置いて1回深呼吸をする。それがアイドルの優斗にも見られたんだよ。俺は偶然かもしれないとも思ったが、今の反応を見て確信が持てた。大丈夫だよ。俺は誰にも言わない。必ずな。」


俺は参ったと思い、匠に正直に伝えた。匠はやっぱりなという顔をしていたが俺と匠の仲だ。情報が漏れる心配はないだろう。


匠と話した後、クラスのみんなと昼ごはん行ったり、放課後には、カラオケに行ったり、新居に引っ越して、そして妃奈さんを新家に招待して一緒に夕食を食べたりと、有意義な1週間を過ごした。


そして花澤さんとの話から1週間後、妃奈さんは仕事で、そして俺は花澤さんから言われた通り、ミスターコンがあるということにして、東京へ旅立った。初めは俺がミスターコンに出ることを疑われていたが、転生先のルックスのおかげで(今は眼鏡をかけているが)、結局みんなは信じてくれた。俺はこの時心の底から 花澤さん、疑ってごめんなさい っと謝罪した。


これから、俺と妃奈の物語が一変するのは少し先の話。


ありがとうございました!


最近寝る時間が早くなって書く時間が減ってきています。でも、出来るだけ早く投稿出来るように頑張るので、優しい目で見守ってください(о´∀`о)

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