第20話 くろーん、ほんわかぱっぱ
今は王都に向かう馬車の中、うとうと居眠りしながら、オークの巣攻略中である。
そういえば派生スキルのレベルがこの間色々上がって
自立思考 LV.6
思考加速 Lv.6
魔力転送 Lv.6 500/秒
増殖 Lv.1 6体/日
ジョブ Lv.7
スキル Lv.5
魔人化(吸収率100%)
魔力回路 Lv.2 2%
統率 Lv.4 234/500 ステータス200%UP 最大数20倍
となった。
増殖は全然使ってないから。レベル上がってないね。
これから少しダンジョン離れるから、
増殖で勝手に数増やしてもらって、レベル上げていけばよさそう。
現在のクローンの総数は1500体弱。
統率でさらに増えた最大数には全然届きそうにないけど、かなり増えてきた。
おかげで思考加速が半端ない。クローンハンパないって!
あれをしながら、あれとあれとあれとあれとあれとあれとあれとあれもあれすらもあれですらもあんなんですらもあんなですけどもアナンですけどもあれなんですヒルナンデス!といった具合である。
どれだけかというと、本体で行動しつつ、この前のオークの集落の50人での集団戦を一人一人、自分で再現して動かして、さらに同時に50人探索できるくらいなんです。
だから今も居眠りしながら、オークの巣が攻略できてるんです。
転送速度も毎秒500魔力の超高速通信です。約4倍です(当社比)。
そして魔力回路がつながったことで双方向通信になりました。
ジョブレベルも6になったところで魔王と勇者が付けれるようになったので
とりあえず勇者を一体作ってみた。消費が半端なかった。消費ハンパないって!
クローン生成に4割増しでさらに10万持って行かれますからね。
けど、やっぱり強かった。
筋力1200%
体力950%
敏捷850%
魔臓900%
魔導750%
いやこれね。魔力増えてきたら勇者お勧めですよ。コスパハンパないって!
固有スキルも持ってるのね聖剣と幸運。こーうん、こーうんこーうんこー、うん!
よし!
つまり彼の持っているロングソードはただの剣に見えて聖剣なのね。
見た目も剣士と変わらないんですけど。
もうちょっとバリエーションなかったんですかね。
しかも、幸運って。何かいいことありそう!
みたいな、曖昧なスキルだな!
ラッキースケベか?こんな森の中でラッキースケベが起こるのか?
勇者と姫様が曲がり角でぶつかって押し倒して、
あれ?この柔らかい感触は?ってなるんか?
もっと気張れよ俺のイメージ!
まぁ、ステータス高いんで、許しちゃいますけど。もうひとひねり、欲しかったぞ。
そうそう、他にもみんなに人気のチート野郎を作ってみたよ!
皆さんご存知、未来の世界の猫型ロボット!じゃなかった。
異なる世界の不死型アンデッド。いや、ノーライフキング「ドザエもん」だ!
緑色の毒々しい、水でふやけた丸いフォルムに短い手足、
お腹には半円型のポケットを付けた子供から大人まで大人気のアニメキャラだ。
数々のチートな魔道具を駆使して、情けない主人公を助け、○ャイアンを、じゃなかった。
音痴魔王を倒す物語だ。
映画だと音痴魔王が妙に正義感だったり、
主人公との友情に目覚めていたりする。
テレビアニメに戻ると、乱暴者で自分勝手に戻るので、戸惑ってしまうあれだ。
有名な魔道具といえば、小さなプロペラを頭に着けて空を自由に飛びたい反重力魔法や、
一度行ったことのある場所ならイメージするだけで行けるようになる移転魔法の窓。
これは、源さんちのお風呂によくつながるから要注意だ。
さらには、机の引き出しをあけて乗り込む形の時空魔法の装置など。
さらにはお腹に付けた無限収納のポケット。
まさにチート尽くしである。ほかにも被せるだけで相手の時を戻し、
生まれる前の姿にまで戻してしまう恐ろしい布などもある。
使い方次第では死者の蘇生から、どんな強者でも葬る事の出来る凶悪な魔道具である。
そんな世界最終チートが居るのに、ダメ主人公はのほほんと日常を送っている。
アニメを見ているときはもっとこうすればいいのに!と、ヤキモキしたもんだが。
クローンという自由すぎて空どころか宇宙すらも飛べちゃいそうなスキルを持っているのに、
全く使いこなせていない今。俺はダメ主人公なのかもしれないと思った。
なんの話やねん!
そしてジョブレベル7になった今
どらえ、ドザエもんを未来から…異世界から召喚することに成功した!(生成しただけともいう)
そのチートな能力、ジョブ作成だけで魔力を10万も持って行かれたチートな能力。
消費魔力50万+80%のバカでかい消費魔力。
その内容は
筋力1%
体力1%
俊敏1%
魔臓10000%
魔導1000%
だった。偏り過ぎですよ!
固有スキル
時空魔法
空間魔法
移転魔法
反重力魔法
ネズミ怖い
緑のタヌキ
恐ろしいほど強力な魔法を備えていた。弱点と都知事化じゃなかった、狂戦士化もあるけど。
今日は打ち間違えが多いようだ。
ちなみに時空魔法は消費が多すぎて使えなかった。
空間魔法は使えたが、所持品を持っていなかった。
反重力魔法は理論が複雑すぎて制御できなかった。
移転魔法はどこにも行ったことがないので使えなかった。
とりあえず、今後に期待。
文章評価2pt
ストーリー評価2pt
である。
無限収納も、移転魔法もいずれはお世話になるだろう強力な魔法だけど。
今はただの魔臓君の上位互換でしかなかった。しかも弱点付。
がんばれ、ドザエもん、負けるなドザエもん、不死身の体で魔力タンクだ!
そうだ、もしオークの巣にボスでもいたら、
ドザエもんの「どこにでも窓」使って勇者送り込んで倒してもらおう。
ステータス自体はめちゃめちゃ高いからボスでもなんとか倒せるよね。
あ、あとダンジョン攻略は宿屋の部屋から「どこ窓」でクローン移転させて
誰にも見られないように出来るじゃん。しめしめ。
さっそく、異世界チートタヌキが活躍し始めたぞ。
おっと、これは禁句だった。
早くオークの巣の一番奥にたどり着かないかなぁ。




