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私はあなたを失って、すごく悲しかった。すごく辛かった。









 私はあなたを失って、すごく悲しかった。すごく辛かった。


 あなたの後を追いかけて、何度も何度も死のうと考えた。


 だけど、後一歩の所で上手くいかない。 どうしても気持ちが揺れるんだ。



 今思えば、それはあなたが必死に抵抗していたからかもしれない。


 「俺は早かったんだから、せめてこいつだけでも」


 って神様にお願いして、私の死を食い止めようとしたのかもしれない。






 どれが真実なのかはわからないけれど、もう隣に君はいない。



 君は謎の言葉を言い残し、それからしばらくして私の目の前から去った。



 それは、ただ単に、私にはあなたの姿が見えなくなっただけかもしれない。


 それは、ただ単に、私から死の危機が去ったから、あなたも去っただけかもしれない。



 どれが真実なのか? 何が真実なのか?はわからないけれど、感謝してる。



 だって、もう一度あなたに逢う事が出来たんだもん。


 また、あなたは私に生きる勇気を与えてくれたんだもん。



 生きる事には意味があるんだって。 生きる事はステキなんだって。


 あなたは二回も教えてくれたんだもん。 だから、三度目も信じる事が出来る。



 死んでもまた巡り合えるって信じることが出来る。 夢を持つことが出来る。




 だから、私は精一杯 今を生きてみようと思う。  早くに死んだあなたの分まで。

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