王都 登場人物
王都で世話になる方々
### ■【領主】エリザ=リュティアス(Eliza Lutiath)
- **年齢:** 30代半ば
- **地位:** 王国中央貴族出身の地方領主。皇女とも交流がある高位貴族
- **性格:** 理知的で厳格。政務は極めて有能だが、私生活では少し抜けている一面も。
- **容姿:** 白金の髪と冷ややかな銀の瞳。美しいが威圧感のある雰囲気
- **賢者との関係:** 青年時代に共に戦地に赴いた“元カノ”という過去があり、彼には強くも複雑な感情を抱いている
- **ルークたちについて:** 「賢者が選んだなら間違いない」と信頼しつつ、内心では興味津々
- **趣味:** 政務書の隙間に詩集を挟んで読む。甘いお菓子が好物
- **特技:** 政治判断・軍略・魔力測定分析(測定機越しにルークの異常を察知済)
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### ■【伝令役/側近】ジル=バルネア(Gil Barnea)
- **年齢:** 20代後半
- **職業:** 領主府付き筆頭文官・伝令役。実務全般を補佐している。
- **性格:** 冷静沈着で几帳面。エリザに忠義を誓い、時折的確な毒舌も飛ばす。
- **特徴:** 情報処理能力が高く、現地視察・報告・書簡の整理から軍令伝達まで一手に引き受けている。
- **エリザとの関係:** 常に隣に控える影の右腕。無言でも意思疎通ができるほど信頼関係が深い。
- **賢者との関係:** 無礼にならぬよう配慮はするが、「常識外れな危険人物」という認識
- **口癖:** 「……また規格外な動きですね。賢者殿は」
- **趣味:** 調査と読書。休憩中に報告書を読み直すのが癒し。
### ■アギト=ヴァレクライン(Agito Valekreine)
- **年齢:** 20代後半
- **所属:** 王都騎士団・特例階級「聖騎士」
- **地位:** 王直属の騎士団から派遣され、皇女警護任務を兼任する高位剣士
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### ■人物像
- **性格:** 真面目で実直、誰にでも敬意をもって接する誠実な人物。
ただし極度の堅物で、冗談が通じないことも。
- **信条:** 「力は守るためにこそある」
- **口癖:** 「私は、剣を誓いのために振るいます」
- **特徴:** 常に白銀の鎧を身に纏い、騎士の美学を貫く。無駄な戦いは避けるが、戦えば容赦しない。
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### ■能力・戦闘スタイル
- **武器:** 「聖刃グラン=オルド」
神聖魔力を帯びた大剣。魔を払う特性を持つ。
- **スキル:**
- 《聖光結界》:防御特化の全体守護魔法
- 《誓約剣》:誓いの言葉と共に斬撃が強化される固有技
- 《聖なる制圧》:対象の魔力と敵意を一時鎮圧する対魔技
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### ■賢者との関係
- 過去に任務で顔を合わせたことがあり、賢者を「規格外の伝説級存在」と認識している。
- 賢者に一方的に弟子入りを願ったこともあるが、「ああいうのは合わない」とやんわり断られた。
- 現在はルークたちに興味を抱いており、「あの賢者の弟子か……ならば自分も学べることがあるはず」と交流を深めていく。
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### ■ルークたちとの関係
- **ルーク:** 価値観が全く違うため毎回“言動の意味が分からない”で混乱するが、実力は認めている。
- **カイル:** 剣技を通じて親しくなる。熱血&正統派の相性で気が合う。
- **レイナ:** 訓練中に暗器を見破れなかったのが唯一のトラウマ。「あの娘は……見えなかった」
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王都の代表格として、また「騎士とは何か」を体現する存在として、
ルークたちにとっても良い刺激や指針となるキャラクターです。