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敬語になるなる皆さんです

投げ飛ばされた太郎君を拾いに窓から下に下りる。

裏路地の間に挟まれていた。どんな投げかたしたんですか委員長?


「あーあ、ゴミ箱にはまってる」


ひどいやつだぁ委員長はぁ(訛り風に)

まぁ、おふざけはおいといて

顔を空のほうへ見上げた。


「良い天気」


私は良い天気は嫌いだった。

休日も嫌いだった。

行事も嫌いだった。


だって、一緒に喜んだり楽しんだりしてくれる人がいなかったから。


「委員長はいい人だよね?太郎君」


もし、太郎君に言葉が発せられるなら、きっと全身全霊をかけて否定しているだろうな……なんて考えて少し鼻で笑ってしまう。


「ココに人は皆好きだよ、まだ知らない人もいっぱい居るけど、きっといい人いっぱいだよ」


なんとなく歩き出す。向かっている場所は分かっている。


「昔アタシにも友達は居たんだ。三人で仲良く一緒だった。だから学校が好きだった」


でも


「その唯一の友達が二人が、仲悪くなっちゃったんだ」


突然迎えたお別れ。その理由は男だった。


「好きな人が一緒にだったんだって、二人だけの秘密だったらしいの。でも、秘密を打ち明けたこの前でもうヒトリの友達はその子に告白したんだ」


仲は地に落ちた星の如く、大地に穴をあけ、周りに多大な外傷を及ぼした。

そしてアタシも巻き込まれた。


「結局、先に告白した子は彼氏の子を身ごもって退学して、もう一方はクラスの女子からの『先こされ女』として噂され、それに耐え切れず転校していっちゃった。」


そして残されたあたし。

あ~んど、独り言を言うアタシ。


「……あ」


とある坂道を上りきると見事な風花が迎えてくれた。真っ白で雪吹雪のように。そしてごくたまに青色も混ざっているからイルミネーションのような幻想さがあって、とても綺麗


「べべの木……」


小さい頃アタシを迎えてくれた優しい場所

……に


「なんでトリューとゼシルがいるの?」

「いやいや、コッチのセリフだから」


あ、そうですね。え?なんで?


「気がついたらココに~なんて、はははは~」

「………………………。」


なんだろう、この居た堪れない空気。


「ボクはこれで失礼します」

「ゼシル君」


はし!

・・・・・・子どもみたいに服の裾を掴んでしまった。いやぁしかし、ココの人は平均的に背が高いなぁ、うん、まぁアタシ平均のちょい低めだしな


「……なんですか?」


なんでそんなひきっつった声だすんさ

別にズッキしないよ、今は


「騎士だから、戦争に行くんだよね」

「えぇ」


やっぱり


「死なないで」

「!」

「あたし、ちゃんとゼシルと話したいから、昔みたいに」

「な、……ば、馬鹿じゃないですか?ボクは死にませんよ。そうですね」


背を向けていたゼシルがきちんとこちらを向いて手を取った。

懐かしい、やっと真面目に向き合った気がする。


「騎士の名にかけて、貴女の御傍に帰ることを宣誓しましょう」

「ありがとう」


小さく微笑むと向こうも照れたように微笑んだ。あーなんか良いムードだなぁ~なんて


「ハイ、お疲れさん」


ばし

「いた!」


トリューに握っていた手を切られた。なんだろう、きぃーった 見たいなノリ

うん、分かってたさ

良いムードになったら誰かがぶち壊すことぐらい、分かってたさ!

別に期待してないし


「あ、最後にご利益として太郎君の頭撫でていきなよ」

「太郎君?」

「そう、太郎君」


太郎君出現


「……エンリョウします」

「そんな謙虚にならなくとも」

「いえ、ほんとうに結構です」


きっぱりと断られた。

そんなにいやっすか?


「……」

「……」


ふたりしてゼシルが坂を上がっていくのを見送る。


「ねぇ、トリュー」

「ん?」

「さっきの言葉さ」

「あぁ、死ぬなって奴か?アイツなら平気だろう」

「うん、そうなんだけど……」


下を向く



「アタシ死亡フラグ立てちゃったかな?」


彼は黙りました。


「……よし、帰るか!」

「えぇ?無視!?」


トリューはすたすたと歩いていく。


「あ、ちょっと待ってよ!」


酷い酷いよ


「あ、トリューも触っとく?タロウク」

「結構です」


最後まで言う前にはばかられた


「えっと……なんで敬語?」

「気のせいです、さぁ帰りましょう」

「え?あ~はい?うん、あははは」


めんどくさくなって二人で笑って帰ることにしました。

そして帰ったとたん


「なに外で出てんだゴラァァぁぁぁぁぁあああ!!!」


マリミア姐さんに渾身の一撃を喰らい、六臓六腑吐き出しそうになりました。

自業自得なのは分かってるけど、胃を狙うのは止めて下さい。


すみません、もう二度と勝手に外出しません。そう、心に決めたあたしであった。


とりあえず、殺される前に土下座しよう。

お気に入り件数20到来!!感謝感激雨霰です(←古い?

皆様にはご愛読していただき真にありがとうございます。感涙ものです。はい。


皆様の中では早くマルクムとヘイム助けろよと思っているかもしれませんが、当分助けれません。かわいそうに

とりあえず、マイペースに話を進めて行こうと思います^^

これからもご愛読くださいませ


あ、ちなみに感想なぞあればどうかお書きください。飛び上がるほど喜びます。はい。

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