6.一瞬で売れるとき
購入者の立場の時、「これいいな・・でもいらないかな」と迷うことがある。
そういう時には「いいね」をつけて検討中にするのだけれど、お買い得品というのはえてしてすぐに売れてしまうので次に見たときにはもうないということがよくある。
例えば発売されたばかりの書籍や雑誌。
650円で本日発売という商品が600円で売られていた。
果たして「買い」か。
最初から買うつもりだったものをたまたま見かけた場合なら、商品状態が問題なければ迷わず「買い」だと思う。
もちろん中古で問題なければの話だけれど。
そして即購入。
もともと欲しくてたまたま見かけたから即購入できたケースだ。
メルカリには商品検索して見つからずに条件を保存して、入荷したらお知らせするという機能がある。
割と登録しているが、入荷時の連絡があんまり早くないのが難点かもしれない。
気づくのが遅れると大体は開いた時には購入済になっている。
この関係が崩れるのが販売しようと考える人間が複数現れた場合だ。
俺も売る。私も。俺も。俺も。
こうして活況を呈してくると勢い値段が下がりだす。
すると様子見しようという気持ちもわいてくる。
そして機を逃すと一兎も得ない場合があったりする。
これを販売者側から考えてみると、650円を600円で出すということは・・。
メルカリに支払う手数料が10%だから600-60=540円。
送料込みで匿名配送にしていたとすると・・。
ヤマト運輸から発送のらくらくメルカリ便なら送料210円で、540-210=330円。
郵便局発送のゆうゆうメルカリ便なら送料215円もしくは230円で、540-215=325円もしくは540-230=310円。
※A4サイズで幅が3cm以内の場合
ここからさらに梱包材等の費用を差し引く。
ゆうゆうメルカリ便の場合は別途シール代あるいは箱代がかかる。
仮に60~70円とすると、粗利は240~270円。
もともと650円で買っていたものだからと考えると300円前後の損失といった計算になる。
もう読んじゃって捨てるだけだったから何にも残らないところに利益が出たと喜ぶこともできる。
シビアに考えると入金はメルペイだから、現金化を考えた場合はここからさらに振込手数料が差し引かれる。
手間暇とか考えると喜ぶべきかどうかと考えてしまう。
値段の上下とかは株価の変動を見ているような気にもなってくる。
話を戻して購入者の立場に戻ると、市販より安いのはやっぱり嬉しいからお得感はあると思う。
まあ一点物だから、たまたま出品直後に目撃した・・という場合が一番お得なのかもしれないけれど。
すでにお得でもコメントで「お値下げできませんか」と聞いている人も見かける。
メルカリは早いもの勝ちだから、そういう場合は無視して先に購入してしまう。
最近はプロフィール欄にすごく細かく書き込みしている人もみかける。
販売実績が結構ある人に多いから、それだけ色々な人に出くわしたということだろうな・・と思う。
ちなみに本人確認をすませた人はメルペイを貯めておけるので、すぐに現金化しなくてもいい。
ある程度販売金額を貯めとかないと振込手数料分をカバーできない。
株を持っている人ならわかると思うけれど、単位株の配当金が少なくて税金引かれたら雀の涙になった・・って感覚と似ていると思う。
ところで自分で出品していて一瞬で売れた・・という経験もある。
たまたま時勢で人気商品になっていて、たまたまお手頃価格で出品したら瞬殺で売れた。
出してすぐ。
1~2分くらいだったと思う。
金額のうち間違いとかくれぐれも気を付けたほうがいい。
この間やたら安い値段で売れてた商品を見たけれど、同じ商品の値段から見てもあきらかに入力間違いだったんだろうなと思われる商品だった。
いきなり売れるとパチンコで急にフィーバーがきたときなみにドキッとする。
まあそれだけなれていないのだということかもしれない。