表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
MMO  作者: 活
第1部 第二章 ティタン神族
27/101

第27話 「時の権能」クロノス(1)

挿絵(By みてみん)

【タルタロスの奥深く】


アダムとレアは長い道のりの末、タルタロスの奥深くにたどり着きました。やがて、彼らはひとりの孤独な存在を目撃します。それはかつてのクロノスであり、クロノスではありませんでした。彼はエンリルたちとの繋がりが強く、善になっていたのです。そのため、レアとアダムに対しては敵対的な態度をとっています。


クロノス:(厳しい表情で立ち止まる)なぜ私の元に来た?


レア:(困惑しながら)クロノス、わたしたちはあなたと再会しようと……


クロノス:(レアを制止し)止まれ。私はもうかつてのような存在ではない。世界の均衡を保つために存在している。お前たちとは別の道を歩んでいるのだ。


アダム:(懇願するように)でも、クロノス。あなたの力が必要なんだ。オリンポス12神に復讐するために……


クロノス:(厳しく)復讐とは愚かな行為だ。それがこの世界を混乱に陥れるだけだ。私は過去の記憶を捨て、均衡の道を選んだ。それは私の決定だ。


レア:(心配そうに)でも、クロノス。あなたの中には過去の記憶が……


クロノス:(苦しい表情を浮かべ)だからこそ、同じ過ちを繰り返すことはできないのだ。私は自分の過去を封印した。それは私がこの世界に負うべき責任だからだ。


アダム:(絶望的に)だが、私たちは……


クロノス:(中断し)もう話すことはない。私はお前たちを助けることはできない。去れ。


レア:(涙をこらえながら)クロノス……


クロノスは厳しいまなざしを向けるが、その視線には悲しみも見える。

アダムとレアは対立する感情を胸に抱えながら、クロノスを強制的に取り込むことを決意した。


アダム:(決意に満ちた表情で)クロノス、私たちが来たのは復讐を果たすためだ。オリンポス12神に立ち向かう力を手に入れたんだ。だがあなたの「時の権能」も必要なんだ。力を貸してもらうよ。


クロノス:(厳しい目で睨みつける)お前たちが私の力を利用しようというのか?


レア:(涙をこらえながら)クロノス、私たちはあなたを助けたいんだ。


クロノス:(冷徹な声で)それは無駄だ。私はもうかつてのような存在ではない。善に向かって歩んでいる。


アダム:(怒りを露わにして)善か?クロノス、あなたの過去の繋がりは今も私たちと強く結ばれている。私はティタン神族の力を手に入れ、その記憶も継承している。だからこそオリンポス12神に復讐しなければならないんだ!


クロノス:(沈黙の後、嘆息するように)私はもうあの頃のクロノスではない。エンリルたちとの繋がりを持ち、世界に均衡をもたらすために存在している。お前たちの復讐心はこの世界を混乱に陥れるだけだ。


レア:(強い決意を込めて)クロノス、でも私たちは…


クロノス:(中断し)もう言うことはない。私はお前たちを助けることはできない。去れ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ