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冥王星決戦

 宇宙空母エンタープライズを旗艦とするケイ素人類連合宇宙艦隊100万艦が絶対防衛圏に近づいていた。

 大地球帝国連合宇宙艦隊司令長官イソ・ヤマモトは絶望的な戦いを強いられようとしている。

 彼の指揮下には次のような宇宙軍艦があった。


 宇宙戦艦ナガト、ムツ、イセ、ヒュウガ、コンゴウ、ヒエイ、ハルナ、キリシマ、フソウ、ヤマシロ。

 宇宙重巡洋艦モガミ、ミクマ、スズヤ、クマノ、フルタカ、カコ、アオバ、キヌガサ、ミョウコウ、ナチ。

 宇宙軽巡洋艦キタカミ、オオイ、クマ、タマ、キソ、テンリュウ、タツタ、センダイ、ジンツウ、ナカ、ヤハギ。

 宇宙駆逐艦シマカゼ、フブキ、シラユキ、ハツユキ、ムラクモ、アヤナミ、シキナミ、オボロ、アケボノ、ムツキ、ヤヨイ。


 堂々たる大艦隊だ。

 だが、敵艦隊に比べると、見間違えようのないほど非力であった。


 冥王星決戦で地球人類軍は赤い砲弾1億発を撃ち尽くした。その中にはトモ・ミウラ弾やモモ・ヤマグチ弾も含まれていた。

 ケイ素人類軍にいくらかの損傷を負わせることはできた。

 しかし、ケイ素人類連合宇宙艦隊100万艦が99万艦になっただけだった。


「負けたか……。皇帝陛下万歳!」

 イソ・ヤマモトはそう叫んで自決した。

 大地球帝国連合宇宙艦隊は全滅した。


 タモ・ヤマグチは大地球帝国首都トキオで悲報を聞いた。

 もう地球人類を守るすべは残されていない。


 開戦の原因は、大地球帝国がケイ素人類領クリミア星を侵略したことだった。

 クリミア星攻撃を命じたのが皇帝陛下自身であることは、厳重に秘されている。

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