モンスター娘マスター
「いけ、スライム娘たちいいい」と指示を出す。
すると、3体ほどのスライム娘があらわれた。
「さあ、行け!」と命令すると、襲い掛かってきた。
「ドラコ、ルーナ、タマモ、行くぞ!」「うむ!」「……うん」
3人がうなずく。
スライム娘は、液体をかけてきた。
すると、ドラコ、ルーナ、タマモの服が溶け始めた。
「なんじゃ!?」とタマモが驚く。
「……えっ?」とルーナも驚いている様子。
「なんだ? どうしたんだ?」と僕は聞いた。「これは、溶解液です!」とルーナが答える。
「えっ?」と僕は聞き返した。
「……つまり、体がドロドロに溶かされる」とルーナが説明してくれた。
「マジかよ」と僕は驚いた。
「……うん」とルーナも驚いている様子だ。
「とにかく、倒すしかない!」と僕は指示をした。
「わかった!」「……うん」とドラコとルーナがうなずいた。
「炎よ! 我が意思に応えよ! 『ファイア・ボール』!」ドラコの手から、火の玉が飛び出し、スライム娘に当たった。
「ぎゃー!!」と悲鳴を上げて、倒れていく。
「風よ! 我が意志に応えよ! 『ウィンドカッター』!」ルーナは風の刃で切り裂く。
「ぐわー!!」と断末魔の声を上げて、スライム娘が倒れた。
「氷よ! 我の意思に従い敵を打ち砕かん! 『アイスショット』!!」タマモの口から強力な氷の弾丸のようなものが発射された。
そして、その氷の弾が命中すると同時に爆発を起こした。「ぎゃー!!」と大きな断末魔の叫びを上げると、そのまま動かなくなった。
「ふう……なんとか倒せたのう」とタマモが息をつく。
「……うん」とルーナもほっとしているようだった。
僕は思った……こいつら強い!! 特にドラコはすごいな……これがドラゴンの力か……
「服を着替えたら、次の戦いにいこう!」と僕は指示をした。
「うむ!」「……はい」と二人は返事をする。
それからしばらくして、着替え終わった。
『それでは決勝試合をスタートします! 選手入場!』とアナウンスが入る。
「よし、行こう!」「うむ!」「……はい」
僕たちは、会場中央へと向かった。
『さあ! ついに決勝戦です! この戦いを制した者が、優勝となります! では、選手の紹介を行いましょう! まずは、ユウキ選手! そして、タマモ選手! ドラコ選手! ルーナ選手の4名による戦いになります!』
「がんばってー!!」「負けるなー!!」「優勝しろー!!」などいろんな声援が聞こえてくる。
『続きまして、ジミー選手の紹介です! 彼は、マッドサイエンティストの異名を持つ男! 数々のモンスター娘の実験を繰り返しています! いったいどんな力を見せてくれるのか楽しみですね!』
「……ふん」と鼻で笑うような感じの仕草をする。
『さて、それでは、決勝戦の開始と行きましょう!!』
とアナウンスが入った。
すると。
『両者共に気合十分! まもなく、試合開始と参ります!』
相手のモンスター娘は、見たことないタイプのやつだな。
何だろう? ゴーレムかな? 岩石のような肌だな……。しかし、顔は人間に近いな……。あれは一体なんだろうか? と思ったがわからないな……。
それが、3体。
「あのモンスター娘は、ロックゴーレムというモンスター娘だと思います」とルーナが言う。
「なるほど……」僕は納得してうなずいた。
『レディーファイト!!!』とゴングが鳴り響いた。
3体のモンスター娘たちは動き出した。
『まずは、先制攻撃は、ジミー選手だ! 『ストーンバレット』!!』
岩が飛んでくる。
「ドラコ、ルーナ、タマモ、行くぞ!」「うむ!」「……うん」
ドラコは竜化し、ルーナは翼を広げ、タマモは尻尾を巻いて、ルーナに巻き付いた。
ドラコはそのまま飛び上がり、僕たちはその場から離れた。
ドカーンっと大きな音が響く……。ステージには穴ができていた……。なんて威力だよ……。
『……おおーっと!! いきなり強烈な一撃だぁぁぁー!!! 会場に衝撃が走ったぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!』
「……あいつやばいのう……」タマモはつぶやいた。
「……そうだね……」とルーナもうなずいている。
『お次は、タマモ選手の攻撃ぃぃ! 『爆裂火炎』!』
タマモは口から巨大な火球を放つ。
「効かないな」と相手が言った瞬間、大爆発が起こった。
「やったか?」と僕は聞いてみた。
『おおおおおおぉーっと!!! タマモ選手の大技が決まったか!?』
「……」
煙幕の中から、モンスター娘が出てきた。ダメージは受けていないようだ。
『今度はこちらから行くぞ』『グオオォッ!』
「来るぞ!」と僕は叫んだ。
『まずは、ジミー選手のゴーレム娘が、魔法を唱える! 『フレイム・ボール』!』
炎の玉が向かってきた。
「ルーナー、ウォーターウォール!!」ルーナは水の壁を作る!
『おおっ! 防御壁で防いだ! ユウキ選手! 素晴らしい判断だぁぁ!!』
よし……これで、時間稼ぎができるな……そう思っていると。
『さらにジミー選手のモンスター娘が、新たな呪文を唱えているぅぅ!!!』
『大地よ! 我が意に従え! 『アースランス』!!』
土でできた槍のようなものが大量に降ってくる。しかも速い……まるでマシンガンのように降り注いでくる。
「ルーナ、頼む!」「……はい!」
ルーナは再び、魔法を唱えた。
『闇よ! 我が意思に応じ、盾となれ! 『ダークシールド』』
ルーナの前に黒い霧が現れ、その黒い霧が盾となる。
『なっ!? これは凄まじい連続攻撃!! しかし、ルーナ選手は、これを耐えきったぞ!! ユウキ選手が、次の行動を指示したぁぁ!! これは、ユウキ選手が指示した作戦なのかあああーーー!!』
「よし、ドラコ、ルーナ、タマモ、行くぞ!」「うむ!」「……うん」
『ジミー選手のゴーレムは、まだ魔法詠唱中だ! この隙に、攻撃を仕掛けるかー!!』
「ルーナ、ダーク・レインを!」「……はい!」
ルーナの頭上に闇の球体が現れた。
『なんだと!? このタイミングで、ルーナ選手は、闇属性の上級魔法のダーク・レインを放ったーーー!!』
「いけえええーーーー!!」ルーナが叫ぶ! ルーナが手を振り下ろすと同時に、空から大量の雨が降ってきた。
『グワアァーーーーーー!!!』と相手モンスター娘が悲鳴を上げた。
ドラコが、空中に飛び上がる。
「ドラコ、ブレス!」「うん!」
ドラコが口を大きく開けると、口から青い炎が噴き出された。
「ルーナも頼む」
ルーナも魔法を唱える。「ファイア・ストームじゃ!!」
ルーナの前方に赤い渦が現れる。
「行けええええええええええ!!」ルーナが叫びながら、手を横に振る。すると、ファイア・ストームが相手を包み込む。
「グアアアーー!!」と叫び声が上がる。
そして、ゴーレム娘たちは、倒れた。『これは、すごいぞーーーー!! 一瞬にして、3体とも倒れたぞーーーー!!! これは、誰が見ても、圧勝でしょう!!』
「……ふう」と僕は一息ついた。
「……倒したみたいですね」とルーナが言う。
「……うむ」とタマモも答える。
『さあ、ジミー選手も驚いている様子だ!! まさか、ここまでとは……』
「……終わったのう」とタマモが言う。
『……勝者は、ユウキ選手だーーーーーー!!!』とアナウンスが入った。
会場が歓声に包まれた。
こうして、僕の大会は終わった。
ついに、僕たちは優勝した。
「タマモ、ドラコ、ルーナありがとう! お前たちのおかげで優勝できたよ」と心から感謝した。
「ふふん♪当然のことじゃ!」とタマモは得意げになる。
「……うん」とルーナもうなずいた。
「帰って、ご飯にしようよ」ドラコは、そう言った。
「そうだな」と言って、僕たちは会場を後にした。
そして、そして、僕は、モンスター娘マスターになった。




