モンスター娘大会 予選
次の日……。
「おはよう!」僕は二人に挨拶をした。
「うむ! お主の元気な声を聞くと、一日が始まるのう!」とタマモは言った。
「よし、今日は、モンスター娘大会の日だ」「うむ」タマモはうなずいた。
「優勝目指して頑張ろう!」と気合を入れる。
「もちろんじゃ!」タマモはうなずいた。ルーナは、相変わらず無表情だ。
でも、ちゃんと話はしてくれる。
僕たちは、朝ご飯を食べてから、大会の会場に向かった。
会場につくと……人が集まっていた。
「すごーい! みんな集まってる!」とドラコは興奮気味だ。
「じゃあ、受付に行くか!」
僕たちは、受け付けに行った。
「すみません!」と僕は言う。
すると、「はい?」中から女性が出てきた。
20代後半ぐらいの女性で眼鏡をかけている人だ。髪の毛は長く紫色をしている。服装は白衣を着ている感じだ。研究者みたいなイメージである。「モンスター娘大会に出場したいのですが」と僕はお願いした。
すると、「はい! 参加ですね! こちらの紙に必要事項を書いてください!」と女性は言った。
渡されたので、書くことにする。
「では、大会の時間までお待ちください」女性は去っていった。
「楽しみじゃのう!」とタマモが言う。
「そうだな!」僕は言った。
しばらくして……女性のアナウンスが流れる。
『只今より、モンスター娘大会を始めます!』
「おお!」と僕は歓声を上げた。
『まずは、予選を行います。4名のトーナメント方式で、勝ち抜いた1名が本戦で戦えるようになります』
「ふうん」と僕は言う。
『最初の対戦相手を決めるため抽選を行ないます』
『この箱の中から、一枚選んで、引いて下さい』
参加者たちが一斉に引く。
「よし、引いたぞ!」僕は言った。
「うむ!」タマモがうなずく。
「はい! どうぞ!」と女性が言う。
僕は、そのくじを引いた。
結果は、こうなった。
1試合目:ユウキVSアルク
2試合目:アンジュVSラミ
1試合目からか、いきなりだ。
まあ、戦いに、準備とか関係ないな。いつも通りやるだけだな。
僕は、控え室へ向かった。
そこで、少し休むことにした。
しばらく待っていると、開始の時間になったようだ。
『これより、第1試合を開始します! 選手は入場してください!!』とアナウンスが流れた。
僕は、闘技場に入った。
相手は、アルクという少年らしい。
「はじめまして! 俺は、アルクっていうんだ! よろしく頼むぜ!」とあいさつしてきた。
「ああ、ユウキです。よろしく」僕は軽く答える。
魔法陣から、アルクのモンスター娘が、3体あらわれる。
相手のモンスター娘は、犬の獣人のようだった。
「いけ! 『ウルフ』!」とアルクは命令をする。
すると、三匹とも襲ってきた。
「よし、ドラコ、ルーナ、タマモ、行くぞ!」「うむ!」「はーい!」「……うん」
3人がうなずく。
最初に動いたのは、ドラコだった。
「竜化!!」ドラコの体が、光り輝き、ドラゴンの姿になる。
「炎のブレス!!」ドラコの口から、強力な火の玉が吐き出される。
「ぐわっ!」と火に包まれて、悲鳴が上がる。
しかし、まだ倒れていないようだ。
「次は、わしじゃ!! 龍爪斬!!」タマモが、前足を振ると、鋭い風の刃のようなものが飛んでいき、二匹の体を切り裂く。
一匹は、倒れたようだ。
「とどめは任せるのじゃ!! 爆裂火炎球!」タマモの口にエネルギーがたまっていく。
そして、それを一気に放出する。大きな爆発が起こり、残りのウルフは巻き込まれた。
「ふう……終わったのう」とタマモは息をつく。
「すごい!」と僕は驚いていた。
「さすが!」とドラコは喜んでいる。
「……すごい」ルーナも驚いている様子だ。
「さあ、次行こうか!」僕は声をかけた。
「うむ!」「はい!」「うん!」と三人は返事をした。
第2試合は、アンジュという少女との戦いだ。
こちらは、人間で、金髪ロングヘアーの少女だ。身長160センチくらいだろう。青い瞳が特徴的で、白い肌をしている。服装は、黒いローブを着ていて、杖を持っている。魔法使いといった感じだ。
「私は、アンジュよ。よろしくね」と微笑みながら言った。
「ユウキだ。よろしく!」と僕は言った。
「それじゃ、始めましょうか?」と笑顔で言う。
「ええ、そうですね」と僕は答えた。
「それでは、試合開始!」とアナウンスが入る。
魔法陣から、相手のモンスター娘が、あらわれる。
ドリアードが、1体とハーピーが、2体。「行きなさい!」とアンジュは言った。
すると、3体のモンスター娘たちは、一斉に襲いかかってくる。
「ルーナ! 頼めるか?」と僕は指示を出した。
「了解!」「……うん」
ドラコは、上空に飛ぶ。
ルーナは、地面に手を置く。
そして、ルーナは、叫んだ。
「大地よ! 私の呼びかけに応えよ! 隆起せよ! 『アース・ウォール』!!」地面が激しく揺れると、壁ができあがる。モンスター娘達は、それにぶつかる。
「うわー!!」と声を上げて、モンスター娘は壁に埋もれていく。
「よし!」僕はガッツポーズをした。
「すごい!」とタマモが言う。
「風よ! 我が敵を貫け! 『ウィンドカッター』!」無数の風の刃が飛び交い、3体のモンスター娘の体に突き刺さった。
さらに、ルーナは言う。
「氷よ! 私の意思に従い敵を打ち砕かん! 『アイスショット』」巨大なつららが出現して、それが高速回転しながら、3体の敵に突撃する。
「ぎゃー!!!」と断末魔の叫びを上げ、そのまま動かなくなった。
「勝者、ユウキチーム!」とアナウンスが流れる。「やったー!」と僕は喜んだ。
「やりましたね!」ドラコも喜ぶ。
「……よかった」とルーナも喜んでくれたようだ。
「みんな、よくやってくれた!」と僕はお礼を言う。
「当然のことじゃ!」とタマモは言った。
「……うん」とルーナもうなずいた。
よし、次は、本選だな! 優勝目指して頑張ろう! 僕たちは、次の試合を観戦することにした。
「次の試合は、明日だから、今日は、休もう」と僕は提案した。
「賛成!」とタマモが言った。
「……賛成」とルーナが言う。
「じゃあ、宿に戻るか」僕は言った。
4人で宿に戻り、休むことにした。
夜になり、飯を食べた。「明日が本番だ! しっかり休んでおこう!」僕は提案をした。
「うむ!」「はい」「……うん」タマモはうなずき、ドラコは返事をし、ルーナは無言だったが、うなずいてくれた。
僕たちは、早めに寝ることにした。
こうして、1日が終わった……。
朝になった……。
いよいよ、本日は、決勝戦だ! 僕は気合を入れていた。
優勝目指して頑張ろう!
「よし、みんな、行くぞ!」「うむ!」「はい!」「……うん!」
大会の会場へ歩いていく。




