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ルーナ

 そして、翌日……。

 僕たちは旅に出た。

 まずは、近くの村に行った。

 そこで、モンスター娘の情報を収集することにした。


「すみませーん」僕は呼びかける。

 すると、「はい?」一人の女性がやってきた。

 年齢は20代後半ぐらいの綺麗な女性だ。


「この辺りで、強いモンスター娘を知りませんか?」と僕は聞いた。


「そうねえ……」女性は考える。


 しばらくして、「この辺にはいないわね」と言った。


「そうですか」僕は少しがっかりした。


「でも、この先にある『光の森』にはいるかもしれないわね」

「そうなんですね! ありがとうございます!」僕は礼を言った。

「いいのよ」と微笑みながら言う。

「じゃあ、失礼しました」


 僕は立ち去った。


「次は、その森に行ってみるぞ!」

「うむ!」


 さらに歩く。すると、前方に巨大な木が見えてきた。


「あれかのう?」とタマモが聞く。

「そうみたいだな」

「よし、行くぞ!」


 森の中に入った。

 光の森というだけあって、あたり一面、輝いている。

 なんとも美しい。

 ドラコが、興奮しながら言う。


「きれいだわ! 見て! あそことっても奇麗!」


 指差す方をみると、そこには、大きな湖があった。

 水は透き通っており、底が見える。

 魚が泳いでいる。


「本当だ! 奇麗だなあ!」と僕が言った。

「あら、あそこにいるのは、妖精じゃない?」とドラコが聞いた。

 確かにいる。

 羽の生えた小さな女の子だ。


「ああ、そうだな」


 僕達は近づくことにした。

 しかし、こちらに気づいたのか逃げてしまった。


「ああっ!」僕達は追いかける。

 しかし、途中で見失ったようだ。


「どこ行っちゃったんだろう?」僕は首をかしげた。

「まあいいわ! 次に行きましょう!」とドラコが言った。


 僕達は歩き続けた。

しばらく歩いていると、道を発見した。

「なんだこれ?」不思議に思って見ていると、何かが落ちている。


 近づいて拾ってみた。


「これは……地図かな? これは役に立ちそうだぞ」嬉しくなった。


 早速広げて見ることにしよう。

 広げると……そこにはこう書かれていた。


『光の森の地図 光の森に住むエルフにもらったもの。迷った時に使いなさい。

 by.光の森のエルフ達』


「なるほど!」僕はうれしくなる。


「よし、これで目的地に行けるぞ!」

「うむ」タマモもうなずく。

「さっそく行こう!」


 僕は進み始める。

 数分後……僕は驚いていた。

 なぜなら……ここは……完全に異世界だったからだ!! 目の前には、巨大な大木があり、それが連なっている。

 まるで……壁のようだ。

 空を見上げると、枝葉が覆っている。


「光の森か……」僕はつぶやいた。

「広いのう……」タマモがつぶやく。

「とりあえず、進むしかない」

「そうじゃのう」

 僕達は進んでいく。「どこまで続いているんじゃ?」とタマモが聞く。

「わからない……」

「そうか」

「あ! あそこ!」と僕は叫んだ。「何じゃ!?」とタマモは驚く。

「あそこに誰かいる!」


 見ると……金髪の少女がいた。

 身長は150センチくらいだろうか? 小柄だ。

 目は青色で、髪は腰までの長いストレートヘアー。

 服は、白いワンピースを着ていて、頭の上には、天使のような輪っかがある。


「こんにちは!」僕は話しかけた。


 少女は振り向く。


「…………」何も言わない。

「あのう……」もう一度声をかける。

「誰?」やっと口を開いた。

「僕はユウキといいます!」僕は答える。

「ふーん」と興味なさげな態度をとる。

「あなたは?」ともう一度聞いてみる。

「……名前はない」とぶっきらぼうな言い方をする。

「え?」僕は戸惑う。

「私には……名前が……ない」

「どうして?」僕は聞いた。

「私……生まれた時からずっと一人……寂しい……悲しい」

「そうか」と僕は言った。

「君の名前は?」聞かれたので、答えた。

「ル―ナ……」

「僕は、ユウキ」

「……うん」と小さく返事をした。

「ところで、君はここで何をしているの?」と僕は聞く。

「……別に……ただ、ここに立っているだけ……」と答えた。

「そうか……よかったら僕達のパーティーに入らない?」と僕は誘ってみた。

「……入る」と意外にもあっさりと了承してくれた。

「やったー!!」と喜んだ。

「それじゃあ、自己紹介をしておこうか」


 すると、タマモが言った。


「わしはタマモじゃ! よろしくのう!」


 ドラコも続く。


「私はドラコよ!」

「私は『ルーナ』よろしく」


 こうして、新たな仲間が加わった。

 僕たちは、ルーナを連れて町に戻ることにした。


「ねえ、あなたは、どんな能力を持っているの?」ドラコが聞いた。

「私は、『自然を操る』ことができる」

「へーすごいじゃん!」僕は感心する。

「ねえ、私も聞いていい?」とルーナが言う。

「いいよ」と僕は言った。

「あなたの能力は?」とドラコが聞く。

「僕のは、『魔法を使う』ことだ」

「へー」とドラコは言った。

「あなたも魔法使えるの?」とドラコは聞く。

「ちょっとだけなら……」と小さい声で言った。

「へー!」とドラコは驚きの声を上げる。

「じゃあ、今度見せてね!」とドラコは言った。

「わかった」と僕は返事をした。


 話しながら歩いていく。

 すると町が見えてきた。


「今日は、宿で、休もう!」僕は提案をした。

「賛成!」とドラコは言ってくれた。


 僕たちは、町に戻っていった。

 そして、宿屋で、休んだ。

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