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天宙の美少女!興響機◎π/s'RIDER   作者: ナルサワパン
序章 忘られぬ青春の日々
3/54

intermission.

白に燃える夏の日の太陽目掛け、ゆっくりとせり上がる飛行甲板。轟音轟音(ゴオンゴオン)と、耳を聾する重機の唸り。しかし遠目にはまるで巨大な機構(ブーム)が、重さの消えた如く滑らかに動いているかのように視える。これから巻き起こる暴風雨(あらし)の前の。撃ち放たれる引き絞られた弓の。疾走(はし)り出す前のジェット・コースターの(しず)けさ。

海の青と空の青、その狭間。やがて極めて正確に仰角63°を指し、固定されたそれは天宙への架け橋。渡り行く先に待つのは天国か、地獄か。

暴舞(ボン)。音を上げ、発射台(カタパルト)が卵型の機体を撃ち出す。青空に吸い込まれていく1発の砲弾。一瞬遅れ、機体背面に並んだ4基の加速機(ブースター)に火が点る。

清く澄んだ青空を駆け昇る一点の綺羅星。白い軌跡を残し無限の青へと吸い込まれていく。

進行方向に輝く3つの光点。赤く光る三連星。正面のモニターが障害物(てき)を捉え、ビコビコビコッと警告音(アラート)を鳴らす。

「来やがったな。」

薄暗い操縦席(コックピット)のなか。

(ボウ)と白く光るモニターに照らされた「タツミ」の口角は大きく吊り上がっていた。

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