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王伝編集官   作者: 卵星店長(代理)
1章 雷の匙加減
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王伝編集官 リノのなぜなに講座 ⑴王伝編集官ってなにさ

 ルシネイラ国初代は女王に変更しました。(2018.8.17)

 それではまず王伝についてお話しましょう。


 これは文字通り王についての記録です。ですがそのままでは王がいつどこでなにをしたという大変単調なもので、これをこのまま書店や図書館に置いてもまず見向きもされません。というか王伝はそもそも王宮図書館にしかありませんが。単なる記録ですし。


 そこで王族一人につき1名王伝編集官が付きます。王女様や王妃様なら侍女、王子様なら従者、そして護衛騎士、側近などを兼任します。


 そうこのお仕事は王族の側にいることが重要なのです。理由は必須が条件の「観察」というスキルにあります。これは周囲の状況を空間そのもので記憶し永久保存できるのです。またこのスキルは「鑑定」「探査」の機能も併せ持ち、王族を害あるものから守る上でも重要なのです。


 こうして得た情報をもとに、王伝や歴史書を物語や絵本という人々に親しみやすいものにするのが王伝編集官なのです。とはいえ僕の仕事は今のところ一日の活動報告書を提出するのみですが。


 さて次に制作される物語や絵本についてですが、これらは名目上2次作品と呼ばれ主に王以外の人物を中心に語られます。ここで人気なのは王妃様の視点による恋愛物語ですね。各代ともに人気はありますが、ダントツで人気No1なのは初代女王様でしょう。なんといってもルシネイラ国は女王様の名前をいただいた訳ですし。

 海外でも舞台化されるほどなのです。その際の脚本も当編集部が手掛けています。あと年4回王室季刊誌も発行し、これらの印税や売り上げは国の財政を担ってるので僕達もやりがいがあるってものです。

 では最後にこの編集部、正式名称はルシネイラ国王伝編集部と言いまして、王宮組織から完全独立しています。それでは第一王子付き王伝編集官1席リノリスがお送りしました。

(完全独立している理由は諜報部も兼ねているからですが言えないんですよねぇ。でも各国にあるから秘密でもないかぁ)

作中に出てくる用語をこんな感じで解説してみました。

気の向くままに書いてますので予告はしないですよ。

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