閑話という名の主要キャラたちの紹介
シリアスで戦い続きなので一旦閑話を挟んでみたいと思いやりました。
それに主要キャラたちの見た目の想像もしやすくするために。今後のストーリーや戦闘でのキャラたちのイメージがわかりやすく想像できればなと思います。
ストーリーの続きは明日投稿するよ! お楽しみにっ!
さぁ、今回は俺たち『最後の祈り(ラストプライアー)』の俺を含める戦闘要員たちの紹介だ!
「まずは、俺からだな」
「はい! 最初は夜月さんで決定ですよ!」
「そうだねぇ、やっぱ夜月さんが最初だよぉ」
「私たちのリーダーなのですから」
うんうん。やっぱりそうだよな。
それじゃあいくぞ!
主人公:空谷 夜月
年齢:17歳
外見特徴:黒髪黒目の日本人。異世界に転生したときは高校の制服だったが、屋敷に住んでからはこっそりオーダーメイドで服を作り、普段着を変更している。
髪は元居た世界のときからワックスなど使用せずボサボサで前髪が目にかかるくらいには長い。
二つ名:なし
奥の手:不明
「と、こんなもんだな」
「かっこいいです! 伸ばしっぱなしの髪好きですよっ!」
「私もいいと思います」
「うんうん。私も好きだよー!」
うぅ、皆いいこだなぁ……しみじみ。
「じゃあ次からはこの屋敷の守護隊とも呼べるメンバーの紹介だ。ラリア、メイ、ルーラ、ホタル、ススキ、ムラサキ、フールの順番で行くからな」
「「はーい」」「「はい」」
ラリア
種族:リザードマン
年齢:19
外見特徴:竜の翼と尻尾が生えている女の子、金髪ロングで青色の瞳、普段着はドレスで騎士のような性格で正義感が強い。戦闘で戦うことが多いタイプだ。
戦闘時は鎧を着用する。そしてハルパーと呼ばれる黄金の鎌と、鏡の盾、透過効果のハーデースの兜、飛翔効果のヘスペリデスブーツを装備して戦う。
二つ名:ペルセウス
奥の手:神話顕現
メイ
種族:サキュバス
年齢:16
外見特徴:悪魔の翼と尻尾を持っている。ピンク色の短めの髪で瞳は薄いピンク、服は大きいものをわざと着用し、かなりえろい感じになっている。外出以外には滅多にズボンやスカートなど、下を穿かない。
見た目も性格も自由気ままなマイペースでラフな女の子。
戦闘時は杖を持ち尖っている帽子をかぶり、ローブを着る。そして炎、氷、雷、風、土、水の魔法を操る。
二つ名:マーリン
奥の手:『全魔法一斉放出』
ルーラ
種族:ヴァンパイア
年齢:不明
外見特徴:コウモリの羽が生えている。長い黒髪に赤い瞳、服は動きやすさを重視したスポーティーな感じ。強がりでツンデレっぽいところもある元気な女の子。
戦闘時は軽鎧といった動きやすさを重視している防具を着用し、使用武器は二つの片手剣、二刀流だ。
二つ名:ベイリン
奥の手:ロンギヌスの槍 反動として凄まじい衝撃が使用者に訪れる。
ホタル
種族:獣人
年齢:18
外見特徴:猫耳と猫の尻尾がある女の子。猫耳と尻尾含め髪は短めの灰色で茶色っぽい瞳。大胆な服装で腹は見えているし太腿もでている。気さくなお姉さんタイプで明るい性格。
戦闘時は笛とチャクラムを使って戦略的に戦う。
二つ名:クリシュナ
奥の手:不明
ススキ
種族:人間
年齢:15
外見特徴:水色のポニーテールに結ばれた髪と黒い瞳、普段着はスカート部分が短めのゴシックドレス。
健気で頑張り屋でかわいい。2重人格でありピンチになると顔をだして相手を蹂躙する。ドs
戦闘時は相手の動きを遅くする槍と全ての魔法を破壊する魔導書、広範囲攻撃の角笛を使用する。
二つ名:アストルフォ
奥の手:神話顕現
ムラサキ
種族:エルフ
年齢:不明
外見特徴:薄い綺麗な緑色の髪と瞳に、長い耳。普段は落ち着いた大人の女性といった服装をしている。
仲間思いで心配性、ホタルとはベクトルが違うお姉さんタイプだ。
戦闘時は弓を使い、正確無比な射撃で相手を仕留める。
二つ名:アルジュナ
奥の手:不明
フール
種族:妖精種
年齢:16
外見特徴:蝶々のような羽を生やしている。赤い髪に黄色と青のオッドアイ。普段はワンピースを着用している。冷静な判断が下せ、かつまとまりを作ることに長けており、リーダー的存在。
戦闘時は動きやすい衣装へと変更する。竜殺しの槍と生物支配の帯で生物との連携で敵と戦う。
二つ名:ゲオルギオス
奥の手:不明
「はい! これで終わりっ!」
「「いえーい」」
「ただ、まだストーリーで出てない部分は不明になってるから、今後の彼女たちの活躍に期待しててくれよな」
ぱちぱちぱちと拍手をもらい、守護隊の紹介は終わり。
改めて思うけど、各種族から一人ずつ選んだのは間違いじゃなかったな。うん。
バランスもとれてるしいい感じになってるし、いいよね。
「今日はこれで終わりなんですか?」
ススキがそう聞く。
「終わりなんだけどなぁ、なんかやりたいことある?」
そう聞くと手を挙げたのはルーラだった。
「はいはい! 私の紹介をもうちょとやろ!」
「もう十分でしょう。ルーラさんのことはしっかり伝わってますよ」
ムラサキがツッコミ、ルーラは、えーっとしかめっ面をする。その顔にムラサキが笑いルーラがを軽く怒ったフリをする。
「ぷくく……おいおい、何やってるんだよ」
「面白いですね。劇としてやってみては? くすくす」
「いいぞぉ、もっとやってぇ」
ラリアとメイも笑い、二人の顔が赤くなる。
「あ、あんたたちには笑って欲しくなーい!」
「まぁまぁ、そこらへんにしておいて」
「そうですよ! 皆さん笑い過ぎです!」
フールとススキに怒られてしまった。二人ともかわいいな。
「どうしたの? ちょっと悲しそうな顔してるよ?」
横にいたホタルが小さな声で心配してくれた。
あ、俺そんな顔してたんだ……。
「いや、あの光景が眩しくてさ。いいものだよ」
そう答えるとホタルは笑顔を向け、こう言った。
「なに第三者みたいなこといってるの、あの中には私も夜月さんも入ってるんだよ」
ホタルは俺の手を引いて、あの眩しい光景に連れて行く。
「夜月さん? 何で泣いてるんですか?!」
「大丈夫?」「大丈夫ですか?」
心配がさらに涙を誘うんだよ……。たく。
「な、何でもないっ! 大丈夫だよ」
そう言うと、少しの間顔を見合わせる。
そして何か納得したようにして、また楽しそうに会話を始める。
「さ、最後に皆で締めくくるぞ~」
「「はーい、せーの!」」
「「「これからも、『理想のヒロインを求めて異世界転生!~転生した俺は奴隷たちを助ける旅をする~』をよろしく!」」」