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悲しいときに 泣けなくなった僕は

作者: 沖田猫

 

 悲しいときに 泣けなくなった僕は

 記憶の糸を手繰り寄せ キミのことを思い出す




 優しい声をした キミの言葉は

 まるで切ないメロディーを聴いているようで



 僕の涙腺も少し 刺激されたように思えてくる




 けれど結局 泣くことに失敗した僕は

 また無駄に悲しみを増やしていくだけ……





 悲しいときに 泣けなくなった僕は

 記憶の糸を手繰り寄せ キミのことを思い出す




 優しい目をした キミのしぐさは

 まるで突然甘えてくる猫のようで



 僕の涙腺も少し 刺激されたように思えてくる




 けれど結局 泣くことに失敗した僕は

 また無駄に悲しみを増やしていくだけ……


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― 新着の感想 ―
[良い点]  行間を使った〝間〟の取り方が良いですね。見習いたいです(*´▽`*) [一言]  自分の両肩を抱いて震えている……。そんな情景がうかびました。  悲しみに、『泣く』以外の表現、『涙』以外…
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