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香奈side

逃げた私は家に帰った。ケータイを充電器に挿し込み台所へ向かうも食欲なんてないに等しく冷蔵庫から取り出したお茶を飲んで済ませた。家事を終え自室に戻るとケータイが光っていた。

『お前今日なんでサボったんだよ』

返事をする気にもならず既読だけでつけてケータイを離した。その時目に入った物があった。私はそれを手に取った。それはカッターナイフだった

「翔のいるところに行ってしまおうかな…。部活だってまともに行けてないし。私のせいで莉乃だって成績落ちたし」

手首を切ろうとカッターを当てた時ケータイがなった。今度は着信のようだ

「もしもし」

『あっ!香奈さん?僕です。怜です』

「怜くん久しぶりね。」

『お久しぶりです。香奈さん』

「何かあったの?」

『僕一樹くんと同じ高校受けようと思ってて。香奈さんに勉強教えてもらえないかなって』

「だったら私じゃなくて杉野に頼んでみたら?」

『そうですか…』

「杉野のサポートならするわ」

『本当ですか?やった~!』

「杉野に話しておくわね」

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