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香奈が去ってしばらくするともう一人やって来た。今度は学生服に身を包んだ中学生くらいの男の子だった。

「久しぶり。さっき香奈さんが来てたね。香奈さんはまだ好きなのかな…のこと。どうせならもう一樹くんとくっつけばいいのに。もう…はいないんだから。」

男の子は翔のところに花を置いた。花はマリーゴールド。彼は花言葉を知っていた。花言葉は嫉妬。彼は翔に嫉妬していたのだ。成績、友人関係、そして好きな人。

「僕一樹くんと香奈さんがくっつくのは別にいいけど…と香奈さんがくっつのは嫌だったんだよね。僕も香奈さんのこと好きだから。わかってくれるよね?…兄さん♪」

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