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香奈side

部活を終えた私は家には帰らず莉乃との待ち合わせの場所に来ていた。

「あっ!香奈~待った?」

「私も今来たところだよ。今日はどこかに行くの?」

「図書館で勉強教えてもらおうかなって思ってた」

「いいよ。行こうか。」

そして図書館に行き奥のフリースペースで莉乃と一緒に勉強した。たまに莉乃に教えたりなどもした。結構充実した時間だった。

「香奈ってわたしが塾に入ってきたときには成績トップだったよね。それって昔からなの?」

急に莉乃に聞かれてびっくりした。今までこんな話話題にもならなかったから

「違うよ。私がトップになったのは高校に入ってからなんだ。」

「じゃあ香奈よりも成績がいい人がいたってこと?」

「そうだよ。その人には全然かなわなかったんだよ。」

「その人ってどんな人なの?塾は辞めちゃったの?」

「その人は水城くんっていってすごく成績がよかったの。私でも30点以上差があったのよ。でも去年のこの時期くらいから塾にも学校にも全く顔を出さなくなったの。」

「何かあったの?その水城くんと香奈は学校同じだったの?」

「そうよ。その時は桜ノ宮中学ではなくて開明中学に通ってたのだけれど。桜ノ宮には高校受験で入ったの」

「開明って名門私立よね。たしか偏差値近隣の中学高校では一番高いって評判の。どうしてランクが下の桜ノ宮なんか受けたの?」

「実はね、私と杉野と水城くん…改め翔は幼馴染みだったのよ。」

「えっ…」

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