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Brain-Wars  作者: 大山鳥 鈴
Ability society series
8/20

雨の日②

 「さて、どうすっかな…」

困った様子の激波。

 「この場合は、射撃の方が通りやすいな…信がすぐ来れるといいんだか」

 『今向かってる!』

信の声が入る。

 「よっしゃ!向かってるなら信にすぐ合流できるように引き付けるぞ」

 「「了解!」」

 『水+点=氷』

降っていた雨が霙、そして雪にそのまま氷が氷柱のようになり降り注ぐ。避け続ける3人。

 「だいぶ不味い…槍がない。これが痛い」

 『落とせるのは落としていきます』『空拳!』

3人は協力しながら避けていく。


 「くっそ、何処も彼処も壊れていやがる…あの銃が欲しいな…」

 壊れかけのビルや家を足場にしながら向かう信。合流地点までおよそ1㎞。1分もあれば合流できる距離。


 「槍。何処だ~?おっと!」

 『水×包=泡×氷=氷泡アイスバブル

氷の泡が飛んでくる。当たったものが凍り始める。

 「絶対に切るなよ」

 『了解』『撃ち落します。空拳』

的確に撃ち落せないため何発か当たり肩を凍らせられるドラゴ。

 「ちっ…」

 「心配すんな…すぐに、銃馬鹿が来る」

 『氷+滴=氷滴アイスドロップ!』

先ほどより細かく速い氷の滴が飛んでくる。

 

 「細かすぎるな…」

 『防御が間に合わない』『盾になります』

ドラゴが撃破と翼の前に立つが滴が、ほとんど当らない。上からは弾丸が降っている。

 『現ちゃ~~~~~く!』

通信機越しでも、うるさい信の声が入った。銃馬鹿が到着した。


 「よっと!」

3人の後ろに降りる信。

 「間に合ったか。よかった、よかった。逆襲だな」

 「激波さん。槍は…」

 「心配すんな、俺は囮役。…さて、信を基軸に行くか」

人型に形を変え、始める敵。

 『…霧×雷』

目の前に霧が発生、帯電を始める。


 「霧を伝って電撃が来るぞ…翼、カマイタチ切り…」

 「命名が…まぁ、やりますけど」

 翼の剣の一振りで霧が晴れる。その隙間に突っ込んでいく激波。そのまま相手の後ろに回り込み拘束。

 「捕まえた…」

その時崩れていく相手。少し離れた所で人型に戻る。

 「泥ですね…」

 「コイツかなりめんどいぞ…信、とにかく撃ちまくれ」

 「OK」

 片手銃で連射を続ける信。その攻撃は水の体である相手には無意味。無意味、故に攻撃し続ける信をウザく感じたのか、信に向かって反撃を始める。

 『水×(東+波)=凍波』

氷の刃で信の心臓部を一突き。

 「…っつ。捕まえた…喰らえ」

相手の頭部に銃口を突き付け銃撃。そのまま倒れ、爆発し普通の姿に戻る相手。

 「後、頼むわ」

 『戦闘体重要部破損。戦線離脱ウォーデス・テレポート

爆発し飛んでいく信。

 「えっ?これって…」

 「おぉ~、飛んだ、飛んだ。説明は戻ってから…こいつを捕縛」

能力封印手錠アビリティーキャンセラー〉をかけこれにて終結。


 

 ルームに戻ると信が紫花といた。

 「お帰り~」

 「お疲れでした」

 「報告はセンセイにしといた…そんじゃ…」

いきなりテレビが着く

 『どもども、小早川です。聞いたところ初めて戦線離脱が使用されたみたいですね…信君でしたか?』

 「…録画ですか?」

 『いえいえリアルタイム放送です』

 「…えぇ~!」

驚きの声はそっちのけで話し続ける小早川。

 『戦線離脱ウォーデス・テレポートは戦闘体が許容範囲以上の攻撃を受けると設定された場所に強制的に飛ばされるシステムです。戦闘中に生身に戻ると死ぬ可能性が濃厚ですからね』 

 「かなり便利じゃないですか…」

 『そうそう言い忘れていましたけど夏休み中にAPPO明本本部に向かいます用意のほどよろしく』

そのまま通信が切れた。


そして8月、一行は本部に向かうことになる…

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