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カソウノセカイ  作者: 初代緋乃
入学編
6/8

No.6 自己紹介-profile-

すみません、だいぶ更新が遅れました。今後はなるべく速いペースで書けるように頑張ります泣


「なぜ会長が2人いるのか、と言いたそうな顔ですね。」


そう言ったのは達也の姉の悠姫さんだ。


「慎太郎さんが在籍している学生会は主にこの学校にある文化系の部活を管理しています。そして、瑞樹さんが在籍している学生連盟は主に体育会系の部活を管理しています。」


なるほど、それなら合点がいく。2人の仲が良さそうなのは…と言ったら雷門会長に怒られそうだが、きっと幼い頃から交友があったのだろう。力関係が随分とはっきりしてるのが傍からから見ていてもわかるからな。



「ちなみに、2人はなんて部活に入ってるんスか?」

「私は魔法格闘部に所属していますわ。」

「僕は魔法研究部に所属している。」



2人とも対極の部に所属しているんだな。


「まったく瑞樹は女性だというのにそのような野蛮な力を身につけて…もう少しお淑やかには出来ないのかい?」

「あら、シンタローこそそんな勉強やら研究やら頭を使うことばかりしていて日本男児としてどうなんですの?」

「じ、時代は勤勉な男を求めているのだよ!それと、質問に質問で答えないでくれないか!?」

「あーらごめんあそばせ。でもシンタロー?そっちがそう言うなら、時代は肉食系の女を求めていると言っても否定出来ないわよね?」

「ぐぬぬ…」

「あらもう反論出来ないのかしら?相変わらず口喧嘩の弱いですこと。」

「と、取り敢えず今はこんな口論をしている場合ではないだろう!」

「また露骨に話を逸らして…まぁいいわ、確かに今は遊んでる場合ではありませんものね。」


…なんというか、すごいな。見事に手玉に取られてる。闇堂会長はまだまだ余裕があるのに対して雷門会長はすでにいっぱいいっぱいといった感じだ。


「慎太郎さん、瑞樹さん共に相変わらずのようですね。それだけ仲が良いのになぜ恋仲にならないのですか?」


し、しれっと爆弾投下したよ達也の姉さん。お固く見えて案外他人の色恋には興味があるのか?それにしても、そんな冗談を口にするならせめてもう少し表情を気にして欲しい。無表情で言われると冗談に聞こえないぜ…


「勿論冗談ですg「な、ななな何を言ってるですか悠姫さん!?わ、私とシンタローが恋仲ですって!?あ、あり得ないわそんなこと!!!」



…ん?


「だ、大体シンタローは昔から勉強ばかりで一緒に外で遊んでくれないし、買い物に誘っても反応鈍いし、でも誕生日はちゃんと祝ってくれるしプレゼントも用意してくれるしそのセンスも悪くないし、ていうか貰って普通に嬉しいけど…だ、だからといって、こここ恋仲になるなんて…あ、あり得ないわ!!!」


こ、これは闇堂会長の意外な弱点?を発見したな。さっきまでの口論は愛情の裏返しか?いや、単に素直になれないだけか。


「まったく瑞樹はいつもそう不満ばかり…プレゼントだって貰った時は嬉しそうじゃなかったじゃないか。」


なん…だと?まさかの鈍感かこの人。いや妥当といえば妥当か、寺の息子と言っていたし異性に関してのことはあまり触れる機会がなかったのだろう。それこそ闇堂会長くらいだろうな。


「あ、あれは…そ、そうですわよ。私があれしきの物で満足すると思っているんですの?次はもう少し気の利いた物を用意しなさいな。」


「闇堂会長と雷門会長、上手くいって欲しいっスね」

「あぁ、そうだな。これはこれで見ていて面白いがな」

「素直になれないお嬢様キャラに絵に描いたような堅物草食系男子とのカップリングとは…萌えますね。」

「この人はいつもこんな感じなんスかね…?」

「ほっとけ、相手にするだけ面倒だ。」

「ちょっと!聞こえてるわよ!!」


ちっ、聞こえてたか。妄想に耽っていて聞こえないと思ったんだが、意外と周りのことへの見聞きはしっかりしているようだな。感心感心。


「あー、皆のものよ。儂を忘れてはおらんかね?」

「あぁ、忘れてたよ。」

「忘れてたっス。」

「忘れてました。」

「あら、まだいらしたんですの?」

「まったく君たちは学園長をなんだと思っているんだ。と言ったものの僕も忘れてました。申し訳ございません。学園長。」


俺が言うのもなんだが、みんなひどいな。


「おぉ…唯一の良心は雷門の倅だけかのう。烈に忘れられるとは、おじいちゃん寂しいぞ?」

「黙れジジイ、いい年こいて何言ってやがる。ほれ見ろ、周りの人たちがドン引きしているだろうが。」


他に集まった人たちはこのやり取りに入れずに一言も喋ってないじゃないか。


「おぉ、そうじゃったそうじゃった。では、突然だが、新入生の君たちに自己紹介でもしてもらおうかのう。その後に、今回呼び出した件について話そう。」


呼んだことについてを後回しにするなよ…こっちは早くレベル上げとかやらないといけないことが山ほどあるんだからな。


「じゃあまずは烈からじゃな」

「はぁ?まぁいいけど。名前は舞島 烈、この状況からわかる通り、このジジイの孫になる。」

「お、終わりかい?烈や…」

「特に言いたいことも言うべきこともないしな。よし、次達也な。」


面倒なのはさっさと始末したい性分なんでね。色々話して情報を他人に与えるのは得策じゃないし。


「え、お俺っスか?俺は風間 達也っス。そこにいる姉貴とは10歳離れてるっス。「ちょっと達也さん?」は、はいっス!!!」

「何を勝手に私の年齢をバラしているんですか?女性にとって年齢は隠しておくものに関してならば五指に入るものですよ?それをいきなり暴露するとは、お仕置きが必要ですね?」

「す、すまん姉貴。そんなつもりは一切なかったんだ、だから頼むからお仕置きだけは勘弁してくれ!」

「おやおや、口調が昔に戻っていますよ。どうしたのですか?そんなに動揺して。今はしませんよ、生憎時間も限られていますからね。」


安堵の表情を浮かべる達也だが、よく思い出してみるといい。今はしないと言っていたが、それは後ですると言っているようなものではないだろうか。そのことに気づいていないようだが…まぁ面白そうだし放っておこう。うん、それがいい。


「そろそろ先へ進めてはくれんかのう?」

「これは失礼いたしまいた。ではそこの紅髮の女生徒さんお願いします。」


紅髮ってーとあの妄想力豊かなアイツのことか。


「あっはい、私は焰 美琴といいます。趣味は動画鑑賞と読書です。」


ほう、動画鑑賞と読書ねぇ…まぁいいや、面倒だし次の人に移ってもらおう。


「じゃあ次はアタシだね。アタシは三澤(ミサワ) 有希(ユキ)ってんだ。趣味と特技は体を動かすことでーす!」


サファイアの髪色をした女子が元気に声を張り上げた。笑った顔に擬音をつけるなら、ニシシって感じだな。パッと見た感じ男勝りな体育会系女子といったところだろうか。


「じゃあ次は琥珀色の、メガネちゃんだね。はいっどうぞ!」

「えっ?あ、はいわかりました。私は土御門(ツチミカド) 春菜(ハルナ)と申します。えと、絵を書くのが好きです。その、よろしくお願いします…」


随分と小さく消え入りそうな声で土御門さんは自己紹介をした。随分と内気な子っぽいな。ところで一つだけ言っておこう。彼女は身体のある一部分の自己主張が激しい。そう、胸だ。恥ずかしそうに縮こまっている所為もあるだろうが、他の女子と比べてもダントツの大きさだ。別に他意はないぞ?ただありのままの事実を言ったまでだ。何もやましいことはないぞ。…本当だからな?


「ふっふっふ、とうとう僕の出番だね?心して聞きたまえよ!僕の名は「輝崎鋼介だろ?さっき自分で名乗ってたじゃないか。」またしても貴様か!舞島 烈!!」

「五月蝿いぞ。名前は知ってるんだからさっさと済ませろ。」

「ふん、いいだろう。そんなに知りたいなら教えてやろう。」


相変わらず態度デカイなぁ…


「僕の趣味は乗馬と剣術、そして自分のペットを可愛がってやることだ!」

「ふむ、これで全員終わったかの?ヒメちゃんはせんでもよいのか?」

「はい、いずれわかることですので今は本題に移りましょう。」


「そうじゃな、では「そこからはワタシがお教えするのですよ〜!」今日は良く台詞が被る日じゃのう…」


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