表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/20

ゆめ

 限り無い草原。

 そんな中を少年は走っていた。満面の笑みで。それを追いかける少年の姉も、口を大きく開けて笑っていた。

 陽は無い。

 少年は振り向いて、そのまま後ろ向きにこけた。姉は少年に手をさしのべ、また、笑った。

 けれど明るい。

 幸せな空間。微笑ましい光景。楽しい思い出。

 __思い出?

 ガラスのように、空が砕けた。破片は半透明な厚い鎚となって姉を潰そうとした。

 何もできない少年。助けを求める姉。

 無くなる時間。


 それこそ、今で言うなら木を倒すような音と共に、時は満ちた。

 駆け寄る少年。姉は、傷があるわけでも、紙のように圧縮された訳でも無いが、いくら揺すっても起きない。

 少年はずっと姉の名前を叫んだ。

 そのうち、鎚が少年に近づいて来て__

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ