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プロローグ

だいたいお話一つ400~700文字で区切ってます。

 もうずっとずっと、泣いている。




 __ある時から、この森は一秒も途切れる事なく雨が降り続けている。と歴史書は語る。

 

 人は言う。

「あの森に入ってはいけない。入らずとも、あの雨に触れてはいけない」と。

 ただ、理由を尋ねても皆口を揃えて

「それが私たちの町の掟。もし破れば……」

 そこから先は語ろうとしない。

 歴史書にも、肝心の理由らしきものは載っていない。


 森には、白い人影がいくつもうろついていた。

 それでも寂しそうに泣き続ける森。

 そんな森の真ん中に、一本のとても大きな木があった。

 

 怪しい程に書いて間もないような、それにがたがたの文字で『目が覚めたら起こしてね』と、その木に彫られていた。

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