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暁天
いつもは星空を見に行く私だが
スマホを見ていたらいつの間にか日がのぼっていた
12月の朝5時ごろ
私はぬくぬくとした布団から出て散歩に出かけた
空の色は雲がかかり鼠色で少しだけ世界は青い
空気は私の肺を一気に冷たくする
身体が急に冷える感覚は不思議と悪くはない
いつもは音楽を聴きながら歩く私だが、今日は違う
人の目を気にせず、この町を、世界を見て歩くのだ
心なしかいつもと空気のにおいも違う気がする
私だけ別世界に来たみたい
歩きながら考える
いろんなことを考える
楽しいことも、悲しいことも、悔しいことも
いろんなことを




