表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/27

引っ越し

 あれから約1週間が経ち、引っ越しの準備も整って今まで住んでいたアパートを空ける日がやってきた。


(これで終わりだな、ふぅ…)

 自力で引っ越せる量の荷物で助かった。業者に頼むと金額もバカにならないし、今は少しでも出費は抑えたい。


 借りてきた軽トラックに荷物を積み込み、引っ越し先の寮へ向かう。電車で二駅と言ってもそこそこ離れているので車だと四十分程度はかかってしまう。

 住んでいた部屋の引き払いもスムーズに終わり、車を三十分ほど走らせると引っ越し先が見えてきて、土曜の朝という事もあってか車も少なく予定よりも少し早く着いた。


 ここは元々宿泊もできる日帰り温泉施設で、それを社長達が、今の形へ改修し運営しているらしい。

 従業員用の寮の空いている部屋を好きに使っていいと言われたのだが、俺以外にも住んでいる人がいるらしく、その辺りは上手く調整して欲しいと言われた。


 貰った簡単な地図で場所を確認し、それらしき建物の近くへ車を停めると玄関っぽい所から、たまみさんが手を振っている。


「安成くん、待ってたよー!」

 満面の笑みで両手をぶんぶん振り回しで歓迎してくれている。


「たまみさん、おはようございます。」

「今日は自分のためにありがとうございます。」


「いいの!いいの!これから一緒に暮らすんだからこの位全然平気だよ。こちらこそよろしくね!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ