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サイクロプス

「キミの健康状態を知っておきたいんだ。」

「一応私は医者だから安心してくれて大丈夫だよ。」


 健診を受けている間、桜庭さんと鎌苅さんがキャーキャーと騒いでいるのが聞こえたが、内容までは良く聞き取れなかった。


「す…墨ちゃん!見て!安成くんのヤバいって!」

「とんでもないサイズよ!巨人族(サイクロプス)だょぉ」


「たまちゃん……や、やばい?な、な、にゃにが……?」

「しゃ…しゃいくろぷしゅ……!?」


「ほぅ、大きいな!そして硬い。」

「複数人と同時にやったことはあるか?」

板場先生が俺の拳をみながら驚きの声をあげる。


「3人までなら何とか……、それ以上だとキツイです。」

実家が道場を開いており俺は小さい頃から空手を習っていて一応黒帯なのだ。



「な、何?三人ど…ど、ど、ど同時に!?」

「パタッ……」


「きゃー!墨ちゃん鼻血!鼻血!しっかりしてぇ!」

「板ちゃん、すみちゃんがひっくりかえっちやったよぉ」

 

鎌苅さんがあたふたしているが、どうしてそうなったのか俺は何となく察したのだった……。



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