表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/13

〜恋のワンダフルモード〜


ある人にとっては何回も聞いたことがある質問、


「動物になるなら何になりたい?」






そんなとき私は今「犬になりたい」と言うだろう





その今っていうのが、キミを目の前にした時、


私の前の席に座っている 加賀見(かがみ) (りょう) くんだ



加賀見くんは 冷静、無表情、言葉数少ない

だからほとんど話したことがない、、、

声をかける機会を与えない雰囲気があって

中々タイミングが難しいのだ




なんでこんなに好きになってしまったのか、

それはきっと、こんなことの積み重ねーーーーーーーー


・宿題ーーーー

⇒問題範囲を教えてくれた


・授業中ーーーー

⇒消しゴム落としたの拾ってくれた


・プリントの枚数がない

⇒私のために取りに行ってくれた


席が近いというだけの間柄ではあるものの、

そんなところから徐々に気になっていったーーーー



そしてトドメの日




英語の授業中ーーーー

「隣の人や前後で話してください」

私の番

「ハロー、ハワユー」

「アイムファイン」

「」

(次何話せばいいんだろう、、、、)

「・・・」

「アイライクジャパニーズ、ジャパニーズオーケー?」

「・・・YES」

ジト目で苦笑いしながらも加賀見くんは日本語で受け答えに付き合ってくれた

「好きな食べ物は?」

「寿司」

「好きな色」

「ない」

「好きなーーーー(人っていんのかな、、、と頭によぎるものの)、、、、、ーーーーー あーーーー〜動物は?」


「・・・犬が好き」

「猫と犬だったら?」

「犬かな」

「」

「なんで?」

「前に買ってたからだよ」

「なんの犬種の?」

「ゴールデン・レトリバー」

「へぇ〜」

(そうなんだ、、、、そうなんだ、、、、、!!!!)

犬とどんな風に戯れるんだろう、、、

私は無意識にニコニコしていたーーーー




こうして英会話は終了した





いつもは気だるい五限目も、今日は違った、

放課後もいつもより元気だった












道端あさこ 17歳




















私は恋をしているーーーーー



























評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ