工事現場のお兄さんの話
我が家の向かいの家が、建て替えの為に取り壊し作業をしているのですが。
まあ、何というか。
朝が早いんですよ、こういう人たち。
それで、朝からくだらない話を大声で、するわけです。
お前らが起きてたら、世の中全員が起きてると思うな、ニンニクのスペイン語版どもが!
せめて、朝は八時を過ぎてからにして欲しい。
毎日同じ時間に寝起きするわけではない仕事をしているので、明け方に就寝する事だってあるわけですが。
起こされる。
牛のスペイン語版どもの煩い話し声で。
ある日を境に、朝があまりうるさく無くなったので、イライラが減ったのですけれど。
ご近所のどなたかが、苦情を言ったりなんかしたのかなぁ?
だって、あの牛のスペイン語版どもが、自ら気付いて静かにするとは思えないし。
私?
いえ、そんな底意地の悪いことはしません。
評価が下がるとお仕事減るでしょ、彼等とて。
まあ、アレですね。
窓を開け放って怒鳴った程度ですわ。
朝からウルセェ、黙れ、この低脳が!! と。。。←いつか殺される気がする、この性格。。。
さて。
その現場に。
お一人だけ最後に残って、ほかのニンニクのスペイン語版たちとお帰りにならない方がいらっしゃるのです。
こっそり見ていると、休憩時間もお一人で、他の人達の輪から離れておいでのご様子。
んー。
この人は日雇い系雇われ人か?
そして、めちゃめちゃ、対人スキルが低いっていうか。
コミュニケーション不全症候群なのでは?
そう思ってしまうほど、人と関わらず、寡黙で、お仕事してらっしゃる。
さ、らーに。
そこそこ、イケメン。
ワイルド。
筋肉質。
微妙に長髪。
。。。。。。。。。。。。はぅ。
腐った脳みそが化学反応を起こしてしまう。
え? 売れないバンドマンのバイト君?
それにしちゃ、年齢高そうじゃね?
なに、この、いかにも腐った本に出てきそうなヲトコは!
なんかもう、一本話が書けそうな。
いや、実際には書けないから、こんな事をやってる訳ですけれども。
解体作業、煩いし、振動すごいし、ホコリも酷いけれど。
窓を開けて、コミュ障イケメン鑑賞をする、危ないお向かいさんの私なのでした。
あーあ。あと数日でこの煩悩タイムともお別れと思うと、残念だわー。←最初の怒りは何処へ行った?!