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修学旅行は君と
聖奈side
教室に戻る。
藤田はもう教室に戻っていて、また女子にかこまれている。
私なんてどうでもいいってこと?
さっきのキスの意味わ?
すると、チャイムが鳴って、担任が入ってきて…
「おはよう!今日は、今度の修学旅行の実行委員を決める!」
と言った。
「まず、立候補!誰かいるか?」
そんなん、いるわけないじゃん。
すると、スッと手が上がった。
「俺、俺やります。」そういったのは隣の席の藤田。
「「「キャァー!!!」」」女子の黄色い声。
「おっ、いいな、藤田。じゃぁー、女子!」
「あの!!!」
そう、いきなり藤田が言った。
「お、どうした?」
「俺、夢野とじゃないと委員する気ないです。」
どへ!?私!?
「そうか。夢野、お前ヤル気あるか?」
いや…
チラッと藤田を見ると、「やるよな?」ってゆうするどい目つき。
「は、はい…やります。」
そう答えるしかなかった。
けど「夢野とじゃないと委員する気ないです」は嬉しかったな…///
もしかして、藤田…私のこと!?