表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/14

中庭で彼と

聖奈side


中庭に来て、なぜか門野に全部話してた。

藤田の名前は出してないけど…

「そっか…、かなしいねぇ。」

「うん…門野は好きな子いるの?」

「ねぇ、門野ってやめて?優斗って呼んで。」

「え!?」

「俺も聖奈って呼ぶから。」

「うん…。」


やばい!男の子を呼び捨てなんて緊張!


「聖奈。」

「ん?」

「もっと、泣いていいよ?」

「え?」

「つらそうな顔してる。ムリしないでいいんだよ?」

「う、ん。うん、ごめ、ごめん。」


私はまた涙を流した。

すると、優斗のぬくもりにつつまれた。


「へぇ!?」


私、優斗にだきしめられてる!?

うそうそ!?

「ごめん、このままでいさせて…。」

「う…うん。」


でもこれが不思議と安心できた。


「おい…。」

すると、そんな低い声が聞こえてきた、

この声。知ってる。でも、違うと願う。


「おい!夢野!」


やっぱり…しかも、超不機嫌。


「藤田…。」

すっごい、怒ってる…。

「陸斗…。」

「なんで夢野が優斗といるんだよ!!!」


え、知り合い!?


「夢野行くぞ。」

そう藤田が言うと私の手を引いた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ